結論から言うと、購入レベルに到達した作品はアクセル・ワールドのみという、かなり不作のシーズンであった(←そのアクセル・ワールドにしても、第10話以降の評価は微妙なので、BDを買うのは第3巻まで…という可能性が高い)。
とりわけ、視聴を打ち切った作品の数では恐らく歴代でも最悪クラスと思われ、そのおかげで持て余すことになった時間は、旧作DVDの再視聴によって埋めることに…老後の楽しみのつもりで取っておいた(←その頃まで再生できるのかよ!?というツッコミはさておき)膨大なストックだが、予想よりも早く出番が回ってきたというわけだ。
ちなみに、観直したのは舞−乙HiME、未来少年コナン、バジリスク ~甲賀忍法帖~の3作品。いずれも(再視聴ということで気構えができており、また一気に見た効果もあるんだろうけど)、並行して視聴していた現行の作品の大部分よりも面白く感じられた…今じゃ、こういう作品はめっきり減ってしまったよなぁ。
舞−乙HiMEのBD-BOXは、以前に見たときは35%引きだったのに、今は24%引きか…。
コナンは、俺が昔に買ったのは中古のDVD-BOXだったけど、これは値上がりしてしまっているから、今ならBD-BOXを買うほうが安いみたいね。
もうひとつ、そんな不作のシーズンを乗り切るうえで多いに貢献したのが、アニメではなく(←ゆえに今回は、タイトルから“アニメ”を削った)特撮作品であるアキバレンジャーだったりする…いやはや、特撮にハマるなんて何年ぶりだろうか。
同期のニャル子が(←この際、ジャンルの違いなど大した問題ではない)、何ら面白さもリスペクトも感じられない、原典を表層的になぞっただけで空回りしまくっていたのに対し、「パロディってのは、こうやるんだよ!」と言わんばかりに、原作愛と“分かってる”感に満ち溢れたネタの数々を披露してくれたのは、溜飲が下がる思いだった。もちろん、“本家”が自ら手がけた事によるアドバンテージというのも、あるんだろうけどね。
しかも終盤は、(スタッフ側は賛否両論だろうと予測し、実際そうだったようだが)個人的には極めてツボだったメタ展開…ある意味でパロディにおける究極、もしくは反則技とも言えるような手法だけど、マイトガインの反省を踏まえた高松が銀魂で大成したように、うまく決まれば絶妙な笑いを生むことになる、そんなハイリスク・ハイリターンな方向性を選択し、見事に成功したと言えるのではないだろうか。
あと、ラスト直前で“オワリ”の文字と戦ったシーンは、ザナドゥの隠れキャラ(文字モンスター)を思い出した(笑)。
話を戻すと、春クールのアニメ作品としてはしろくまカフェも購入レベルに到達しているんだけど、悩ましいことに、これってBDはアニメイト限定の販売なんだよね…画質に拘るタイプの作品じゃないとは言え、今さらDVDを買うのも気が進まないし、でも値引き率で見劣りする(←結局そこかよ!)アニメイトで購入するというのも、なんだか負けたような気がするし(苦笑)、はてさてどうしたものか。
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