火曜日, 1月 24

アフタヌーン3月号&ゲッサン2月号

今日は早出勤務。休憩時間やや多めの楽なシフトではあったが、昨日は遅出勤務だったので寝不足だし(←有休を確実に確保すべく、出勤時間よりも早く出社することにした為、もともと少ない睡眠時間がさらに短くなってしまった)、明日はフルタイム日勤で27日は夜勤明け+残業というハードなスケジュールが控えているなど、月末進行を迎えるタイミングとしては最悪に近いものがある。

とりあえず仕事を終えて帰宅したところ睡魔が襲ってきたので、ひと眠りして万全を期すことに。やや眠りすぎた気もするけど、なんとか午後7時ごろには目を覚まして、家を出ることができた。
まずはイカ娘(第2期)BD第2巻の回収を兼ねて、チャリンコで自宅近くのコンビニに赴いたものの、あいにくアフタヌーンは入荷していなかったため、最寄りのV書店まで足を延ばす。
ところがV書店もシュリンク状態だったことから、そのまま駐輪場にチャリンコを置いて(←3時間までは無料なので助かった)通勤電車に乗り込み、D書店へと向かう…D書店を切り札として温存する方針が裏目に出たな。なお、途中下車してK1書店も覗いてみたかったところだが、こちらも高確率でシュリンクされていることが予測され、しかもD書店の閉店時間までギリギリだったので諦めるしかなかった。
幸いにしてD書店のほうは、これまでと変わりなくフリー状態で立ち読み可能だったことから、さっそく手に取って読み始める。ちなみにV書店でシュリンクが施されていた原因は、付録の冊子…すわ四季賞ポータブルか!? 閉店時間までに読み切れるかと焦ったが、さにあらず、これまでのアフタヌーンの歴史をまとめた大辞典でした…読むヒマも無かったし、読む気にもならなかったので、華麗にスルー。

天の血脈(安彦良和)
表紙&巻頭カラー新連載。まだ導入部なので何とも言えないが、いつもの(ガンダムORIGINを除く)安彦マンガという予感。すなわち、主人公のヒーロー性とか世界観のスケールが、どうにも中途半端でエンターテイメント性に欠け、さりとて「地に足がついている」と言えるほどにはリアルじゃない…みたいな感じか。
けっきょく「自分の歴史観とか郷土観を描きたい」という作者の意志が先にあって、キャラの存在や行動は、その従属物もしくは方便に過ぎないと言うか。まぁ“マンガに何を描きたいか/読みたいか”という部分での嗜好が、そもそも噛み合ってないというだけの話で、面白いか否か、良くできているか否かというレベルの問題じゃないんだろうな。

リマスターズ!(みやざき明日香)
新連載。音楽モノということで、けいおんブームに便乗した安易な企画かと思いきや、どちらかと言えばはがないに近い“ダメ・残念”系でした。
前半は火付きが悪かったけれど、後半に入ってからは、アドリブやろうとしたら「増税反対!政権交代!」みたいな歌詞しか浮かんでこない…などの、くだらないネタがジワジワと笑いのツボを刺激して、意外と悪くないという評価に。
当面は様子見するつもりだが、やはり課題としてはキャラデザか…髪の短いほうのヒロインの顔だけでも、もうちょっとマトモにならんか…(←べつに「美少女にしろ」と言ってるわけではない)。

MUD(ヤマシタトモコ)
読み切り。すいませんSMプレイとか生理的に受け付けないので…(全速力で逃走)。

げんしけん 二代目
まぁ「古巣である大学に通い続けたいから」という、そもそもの就職動機からして不順だったわけで、その縁が薄らいだのを契機に転職するというのは間違ってないと思うが…今どきの求人事情って、そんなに甘いのかね?(←よく知らない)
そして(個人的に腹ボテ属性が無いこともあって)理解しかねるのだけれど、男の娘エロゲで妊娠ENDって…いや、BLカップリングで妊娠というのは、あながち分からんでもない(←「けっきょく腐女子と云えども、女性の本能として、そういうのを求めるのかね~」みたいな憶測で)ものの、さすがにコレはついて行けんわ。

今日のユイコさん
ツンデレ彼女とのバカップルぶりを描く…という陳腐な題材を、テンプレどおりに手堅くこなしているのは相変わらず。そんな地道な努力を続けた甲斐があったのか、少しずつ作画レベルが上がってきており、ようやく“普通に見れる”という程度にまで到達した模様。
この調子で精進すれば、単行本購入レベルを目指せるかも?(←なにしろページ数が少ないから、単行本を出せるほど貯まるまで、時間はたっぷりあるし)

まじめな時間
前回から失速することなく、面白さを維持…これは、ひょっとして良作を期待していいのか!? 引きこもりで厨二病な怨霊(の、なりそこない)というコミカルな方面から、ギャンブルに入れ込んだ挙げ句にヤクザから借金して、みじめな最期を遂げる…という欝きわまりないエピソードまで、振り幅は非常に広いにも拘らず、とくに違和感を覚えなかったのは、それだけキレイにまとまっているという事かね。
同じような欝エピソードを描いているのに、今井哲也作品と違って不快感も無かったし…これも作者の技量によるものか、あるいは単に感性の差? ともあれ、この水準で今後も安定飛行するのであれば、単行本の購入も視野に入ってくるな。

勇者ヴォグ・ランバ
一方こちらは、よくできているはずなのに、今ひとつ何かが足りない気がして、評価できずにいる…。ジャンル的に、マンガよりもSF小説向きの題材なのが原因なのかとも考えたが、仮に小説だったとしても、躊躇わずに買うことができるかというと疑問なわけで…。
やはり作者は、ストーリー要素の大きい長編よりも、ワン・アイデアで勝負できる読み切り(短編)のほうが向いていたのだろうか…と結論を下したくなるところだが、もう少しだけ判断を待つことにする。

ヒストリエ
むかしD&Dのルールブック読んだ時は「ラム(衝角)のダメージ、でか過ぎじゃね?」と思ったものだが、こうして絵で見せられると説得力あるな…下書きだけど(笑)。

天地明察
手前みそだが、長きに渡ってクリア報告をもらえず悶々としていたVer.Sを、つい最近クリアしてもらえた時に味わった喜びを知る身としては、春海に激しく感情移入せざるを得ない…て、まるで中学生の感想みたいだけど(苦笑)、こういう“本気の行為に基づいた価値観を分かち合う”という経験が少ないもので、ついつい…。
まぁ(極めて個人的な経験がベースとはいえ)こうして“あたかも、今の自分のために用意された”と錯覚できるような作品と出会ったのも天命と受け入れて、単行本第2巻は購入確定だな…なお、その単行本作業のためか、来月は休載との事。



こうしてアフタヌーンを読み終わった時点で、まだ閉店まで10分ほど余裕があったので、すっかり存在を忘れ去っていた(笑)ゲッサンを、今さらながら読むことに。

タケヲちゃん物怪録
そういう流れなので、まじめな時間の直後に読むことになってしまったのは、タイミングが悪いとしか言いようがない…いや、ジャンル的には“妖怪モノ”と“幽霊(死後の世界)”モノだから、(広義の)オカルトという非常に大雑把な括りでしかカブッてないんだけど、何となくね。
現時点では、この作者にしては珍しくヒネったところの無い、ストレートな“いい話”にとどまっており、これまた作者的に珍しい“普通にかわいいヒロイン”しか見どころが無い状態…さすがに、そろそろ何かフックとなる要素を見せてくれなければ厳しいな。

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