土曜日, 10月 1

メガミマガジン&娘TYPE

今日は早出勤務。最初のうちは相当キツい眠気を抱えていたものの、休憩時間の仮眠がうまくハマったようで、仕事が終わる頃には極めて快調なコンディションに。
そんなわけで、当初の予定(←帰宅して、食事&仮眠で体力を回復させた後、チャリンコでO書店もしくはS1書店に出かけてメガミマガジンを立ち読み)を変更して、D書店へ直行。
娘TYPEメガミマガジンどちらも立ち読み可能だったので、とりあえず見本誌形式だった娘TYPEを優先して片づけることに。

表紙&巻頭特集なのはピンナップなのはストパンがトップで、やはりアテにならない現行の作品(←自社コンテンツも含む)よりも2枚看板を前面に押し出す戦略を取ることにした模様…まぁ実際、夏クール作品のページを見ても、これといった物が無いんだよね。ほんとに今期(←もう終わったけど)は不作だった。
かといって秋クール作品の扱いも、公式サイトを見れば済むような必要最低限の情報が羅列されているだけで、これでは単なるカタログと変わらない程度。
唯一の売りと言えるのはピンナップだけど、特に目ぼしい絵も無かったし、なんか(←実際に比較することができない以上、単なる印象なのだが)枚数も昔に比べて減ってないか? 立ち読みに費やされる時間と労力、そして代償の購入に支払うコストもタダじゃないんだし、それに相当する価値が無いのであれば、もう見限ることを検討すべき時期なのかも知れないな。

で、そういった現行作品より優先されているはずの2枚看板についても、今月のなのは関連の内容は微妙と言うほかない…読むに値した記事は、劇場版A'sの宣伝のためTV版A'sが再放送される件とゲームの新キャラ情報ぐらい。
今後の新展開を練っている最中だろうとは言え、またもやForceは休載で、代わりに掲載されたスタッフインタビューは、やけに文字サイズが大きくてスカスカに見え、いかにも手抜き感が漂っているという…。

もう1枚の看板であるストパンのほうは、いつも通りの外伝コミック連載と、あとは劇場版の制作状況に関するスタッフインタビューのみで、こちらも量的には少し物足りないか。
インタビューは主に、ヨーロッパへの慰安──もとい取材──旅行に関する話題…って、また行ったのかよ!(笑) まぁ一応、当時の兵器の見学やらロケハンやら、取材らしい事もやっていたようだけどね。しかし、それらの写真の中に一緒に写っている宮藤のSDフィギュアが、なんとも微妙な表情をしているんだよな…もうちょっとかわいいフィギュアは無かったのか?(笑)
それにしても「映画は時間が足りないので、登場キャラ全員をしっかり描くのは無理」と、早くも弁明モードに入っているのは気に入らない…確かに言ってることは間違いじゃないけど。実際、この手のキャラの多さを売りにするタイプの作品にとって、時間制限がキツい映画という媒体は不向きなのだろう…つい最近も、ネギまといういい(悪い?)例があったことだし。

メガミマガジンについては、3日になってからO書店で読破。ここ最近はメガミマガジンでさえシュリンクされている状況が続いていたので、あまり期待していなかったのだが、この日は遅出勤務で午前中は余裕があったので一応行ってみると、久しぶりにフリーで立ち読み可能状態だった…という次第。

表紙&巻頭特集はアイマス…こっちも手堅いチョイスになってきたな。まぁ実際(娘TYPEよりは幅広い作品が取り扱われていたものの)、やはりコレといった目玉の見当たらない状況では、自分たちのプッシュしているタイトルをアピールしておくのが無難ではあるか…一定の支持は、確実にあるわけだし。
秋クール作品についても、WORKING'!!イカ娘といった続編モノを最初に掲載するなど、「どんな作品が人気を得るか見極めがつかないので、とりあえず無難なチョイスで逃げを打った」という感じ。
俺としては、今この時点で第1話の視聴を終えた作品の中では(下馬評通りで意外性に欠けるけど)やはりFate/Zeroが抜きん出ているものの、それは飽くまで“男たちの物語”としての面白さであって、メガミマガジン読者が望んでいるものとは違うだろうしなぁ…。
そろそろ、萌えだけをアテにした作品がメインの時代も限界に近いという気はするんだけど、もし仮に“骨太な物語と、普通に(=腐女子に媚びるのではない)カッコいい男キャラ”が主流になるとしたら、この手のビジュアル系美少女アニメ雑誌って、どうなるんだろ?
たとえばシュタインズゲートの最終回は“オカリンが主人公の物語”としてキレイにまとまっており、メガミマガジン今月号の記事もそれに沿った内容だったわけだが、でもそうなると“普通のアニメ雑誌”と変わらないんだよね。逆に“普通のアニメ雑誌”でも、ピンナップが付いてるのは当たり前だし。

でもまぁアニメファンのパイ自体は意外と大きいから、需要に応じて細分化された、様々な雑誌が群雄割拠するという状況は変わらんかな。
べつにそのことを確かめる為とかじゃなく、単に予想より早くメガミマガジンを読み終わって物足りない気分だったので、たまたま目の前の棚に陳列されていたオトナアニメディアを手に取ってみた。
巻頭特集はピングドラム。どちらかといえば女性向きで、ウテナ世代というオトナがメインターゲットの作品であることを考えれば、妥当な選択か。巻末とはいえNo.6が特集されていたのも、オトナの腐女子向け雑誌としては極めて正しいし。
もちろんTIGER&BUNNYも扱われていたが、これは必ずしも腐女子狙いのチョイスというわけじゃ無く、虎徹はオジサン世代にも強い支持(←つーか、共感?)を得ていたそうな。
一方でイナズマイレブンが全く載ってないのは、オトナというカテゴリーに外れるから(笑)か、あるいはアニメージュに押さえられているせい?
そして、ここでも取り上げられていましたギルティクラウン…どれだけ注目されて、もとい宣伝費をつぎ込んだのやら。けっこう主人公はヒドい目にも遭うとの事だけど、あまり鬱展開っぽいのはカンベンだなー。





0 件のコメント: