金曜日, 5月 27

電撃大王7月号

今日は休日。昨日に引き続き、通勤電車に乗って沿線の書店を順番にチェックして回ったものの、V書店、K1書店ともに電撃大王はシュリンクされており立ち読みは不可能。けっきょく、またもやD書店を頼ることになってしまった(苦笑)。

いつもより分厚いような印象で、かなり読破するのに手こずるという予感がしたものの、実際に読んでみるとそんなことは無かった…どうも読んでいて面白く感じられなかったので、適当に流し読みしてしまったんだよね。
とくにRewrite:SIDE-R、C3-シーキューブ-、恋と選挙とチョコレートSLC、クラスメイトと迷宮の不適切な攻略法、リコとハルと温泉とイルカなどの比較的新しい連載作品で顕著なんだけど、立ち読みできない回があったことで記憶が断続的になってしまい、作品に対する思い入れも確立しないまま…というのが問題なんだろうな。
さらに新連載の世界で一番正しい吸血鬼の飼い方(まいたけ)や特別読み切りの魔法少女マコちゃん☆(前田理想)も含めての話になるが、作品に新味が感じられないという点も大きい。
ただでさえ同じ雑誌の中に、似たり寄ったりの作品がずらりと並んでいるワケだし、萌え系というジャンル自体に対する飽き(←これはアニメに対しても同様で、今期だとAチャンネルとかそふてにっあたりが、どれも同じに見えてしまって面白く感じられず、早々に視聴を打ち切ってしまったという…TIGER&BUNNYのような非・萌え系が人気を博してるらしいのも、同じように感じている者が多いからだったりして)や、ジャンルやアイデアの枯渇によるオリジナリティの欠如(そしてテンプレやパロディばかりが溢れかえる)、それにひょっとして、震災に“冷や水をぶっかけられた”こともあるかも知れないな。

ただし、早く読み終わったおかげで気力・体力ともに余裕があり、先日読み残していたガンダムエースを片付けることができたのも事実。

こいこい★生徒会
単行本発売記念で表紙&特別付録…と気合いが入ってるんだけど、本編のほうはイマイチで、むしろ単行本を買う意欲が減退してしまったという裏目っぷり。
“どう見ても事後です”的な状況は、じつは早とちりでした…というベタベタな話で、平常な気分であったならニヤニヤしながら読めたかも知れないが、上記のように萌えの濫造&垂れ流しに辟易していたところだったので、いささか厳しい評価になってしまった。

よつばと!
右目で手のひら、左目でトイレットペーパーの芯を見ると、手に穴が開いているように見える…って懐かしいな。
“とりあえず無断でクリを拾って、もしバレたらその時に考える”というのは、完全に犯罪者の発想(←しかも、いちばんアタマが悪い部類)だろ…さすがに、これはギャグとして見過ごせるレベルを逸脱してるぞ。こんなのが許されるのは小学生まで…そうか、風香&しまうーじゃなくて、恵那&みうらにすれば良かったんだ。

GUNSLINGER GIRL
ジャン(&リコ)VSジャコモのガチ対決。リコの生命が危機にさらされ、ジャンは復讐を取るかリコを救うか極限の選択を迫られる…というベタなシチュエーションを予想していたんだけど、とくに紆余曲折もなくアッサリと決着直前まで進んでしまい、かえって次回以降の展開が読めなくなってしまったな。

百花繚乱 戦国乙女(漫画:しなのゆら/脚本・キャラクターデザイン:白組)
テレビアニメ版の放送に合わせて、性懲りもなく復活? 確かにアニメ版はけっこう好きだけど、それはキャラのかわいいさとバカ話回の可笑しさによるところが大きく、このコミカライズ版とは方向性が真逆なんだよね…要するに、絵柄もストーリーもハードな(そして何より、まったく面白くない)コレは、お呼びじゃないっていう。

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