火曜日, 5月 24

アフタヌーン7月号

早出の予備待機シフトという、立ち読みするには絶好の勤務だったのは喜ばしいんだけど、明日は泊まり勤務+残業で、しかも休日を挟んだ次の日(←予備シフト)にも泊まり勤務を充てがわれるとか、今月の月末進行は窮屈になりそう…まぁ立ち読みできる雑誌があればの話なんだけどね(←笑えねぇ)。

げんしけん 二代目
単行本発売記念の表紙&巻頭カラー。藪崎さんの評価アップが止まりません! 相手の本性を見抜いた上でやんわりと受け流したのかどうかは明確に描かれていないけど、そうだとすれば大した洞察力と胆力だな…けっこうな修羅場を経験してきたからこそ磨かれた能力なんだろうか?
荻上を優しく介抱する笹原も含めて、みんな成長していることを改めて認識させられた…と思いきや、必ずしも時の流れがプラスに作用するとは限らないのか、斑目まさかのオタク卒業?

天地明察
ストーリーは順当に進展しているものの、なんか急激に作画が劣化したような…? 絵の好みを云々するタイプの作品じゃないとはいえ、手放しで絶賛していたところに水を差された気分。

ああっ女神さまっ
作者、衝撃の「じつはアフタヌーンは青年誌だったのです!」発言(笑)。これで晴れて、螢一の脱・童貞に至る過程が描かれる…って、誰もこの作品にそんなの望んでないか。

イコン
とりあえず、早々と暗黒面に堕ちることは無かったようで、ひと安心。主人公と同等(もしくは、それ以上)に頭の回るライバルキャラも登場して、今後の頭脳戦もいっそう盛り上がりそうだし、これは期待のハードルを上げるしかない!

臨死!! 江古田ちゃん
ヌードモデルの仕事で「わりと何でもやってくれる人」と紹介されたことに、近代国家にあるまじき奴隷扱いだと嘆くネタが面白かった。

まちあわせ(田中雄一)
読み切り。112ページと聞いて、読む前からウンザリさせられたが(←今月は四季賞別冊もあるのに!)いざ読み始めてみると惹き込まれて、一気に読み終えてしまった。
リアル系の絵柄や安易なハッピーエンドじゃないストーリー、10万年後にポストヒューマンが登場というスケール感など、これぞアフタヌーン!という作品で、恋愛モノとSFを両立させつつ描き切った手腕は高く評価したい。

おから
四季賞受賞作。こちらも絵柄、題材、キャラ設定(←挫折を味わった主人公とか、単純に悪人と言い切れない脇役とか)などをリアル寄りに描いた、いかにも“評価されて受賞しそうな作品”という感じだな。
技術的には褒められても、面白い(あるいは「読みたい」)と思えるタイプの作品じゃないという…。

面を打て!
うえやまとち特別賞受賞作。ヘタレ主人公が努力してライバルに勝つまでを描くという、ベタベタなスポ魂もの。だからこそ逆に、作者の技量を推し量る基準として最適でもある…のだろうか?
そういう王道ジャンルの強みもあってか、今回の受賞作の中では最も“読ませる力”で優っていたものの、唯一のネックだったのが作画レベルだな…キャラの表情とかヒドかったし。

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