帰りの電車を途中下車してV書店を覗いてみたが、UCエースはシュリンクされており立ち読み不可。
帰宅してスタドラを視聴しつつ遅い昼食を済ませ、ふたたび仮眠。「爆睡してしまうようなら、用事は明日に持ち越せばいい」とアラームをセットせずに寝入ったんだけど、20時半頃というベストタイミングで目が覚めたので、S1書店へ出かけることに。
D書店で取扱中止になったらしい事や、発売から1週間すぎて売り切れてないかと不安だったが、幸いにして1冊だけ残っていた。
巻頭特集は2010年まんがベストテン。言うまでもなく長編まんが賞のトップはハガレンで、他にもキャラクター賞をエドとマスタングのツートップで占める(←女性キャラ部門でホークアイ中尉やウィンリィがランクインしていたのも、女性ファンがキャラじゃなく“作品に”票を投じた結果ではないかと憶測)など、相変わらずの人気ぶり…他ならぬこの雑誌で「コミケでの人気は終息しつつある気配」とレポートされていたはずだけど、ぱふ読者とコミケ参加者は必ずしもイコールではないということか。
作者インタビューで「ダークファンタジーとジャンル分けされたことに違和感を覚えた」という話には納得。そのせいで、もともと想定していたハッピーエンドを「描いていいのだろうか?」と躊躇してしまったそうだが、実際に描いてみたら大絶賛だったという…。
今後の仕事に関する話では、サンデーで始まるという新連載について全く触れられていなかったのは何故だろう? 公式で発表されている以上、今さら秘匿する必要なんて無いはずだが。
プライベートでは、締切から解放されて夜きちんと眠れるようになったものの、どうせ子育ての関係で夜中に起きることになるのだから、むしろ夜も寝ないでマンガを描いていたほうがいい…という話は面白いな。つーか(他のマンガ家も含めて)、やたら子育てに関する話題が多かったような印象があるのは、やはり作者・読者ともに女性がメインだから?
アニメ賞部門では、ハガレン以外にも黒執事Ⅱ、戦国BASARA、デュラララとMBS系がズラリ…。屍鬼もランクインしていたが、やはり“アニメは見るけど、BDどころかDVDすら買わない層”というのは確実に存在するんだな…視聴率アップに貢献している時点で、ノイタミナ的にはOKなのかも知れないけどね。
新人まんが家賞部門では、諫山創がトップ…って、まだまだ作者名よりも“進撃の巨人の作者”と言ったほうが、通りが良さそうだな(笑)。同じくランクインしているひらかわあやの國崎出雲の事情と共に、数年以内にはアニメ化されそうな気がするものの、進撃の巨人については萌えオタの需要が見込めず惨敗しそう。
同じく年度末に恒例のまんが家180人大アンケートでは、興味深い裏話がチラホラ。幸村誠は一族そろって病魔に取り憑かれたそうで、それじゃ休載がちだったのも仕方ないか…とか、石黒正数はそれ町アニメ化の影響で仕事が増えて、1日の睡眠時間が1~2時間しか確保できなかったとか、藤田和日郎は月光条例を当初とは違った展開にすることを決断した(←わざわざ「面白くする」と宣言するあたり、今までの話は面白くなかったと認めたわけか)etc…。
新刊コミック紹介コーナーが、今月号からモノクロに…これもコスト削減のためか? まぁマンガなんて表紙を除けば基本的にモノクロなんだから、内容を把握するにあたって特に差し支えは無いはずなんだが、やはり彩りに欠ける印象なのは否めないか。どちらを取るか難しいところだな。
今月紹介されたコミックの中で、ちょっと気になったのはコレぐらいか。
気楽に衝動買いするのは難しい価格だが。
ぱふ 2011年 04月号 [雑誌] |
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