木曜日, 7月 15

アニメージュ8月号

今日は早出勤務。ここのところ熟睡感を得られず、なかなか眠気と疲労が抜けない状態なのだが、あまりノンビリともしていられない。
帰宅した直後は雨が止んでいたので自転車で出かけられるか…とも期待したんだけど、しばらく様子を見たところ、どうやら降ったり止んだりを繰り返す不安定な状況らしい。好転することを期待しつつ2時間ほど仮眠を取り、頭と身体はスッキリしたものの、やはりに空模様に変わりはなく、あきらめて電車で図書館へ向かい、アニメージュを片付けることに決定。

巻頭では、BD発売を記念してナウシカ宣伝特集。鈴木Pいわく「放映時のアナログっぽさを、そのまま残す方向で編集した」との事だけど、ネットでの評判を聞くかぎりでは、またもやブルーレイなのに画面が赤いとか。
そして公開直前ということで、同じジブリ作品のアリエッティもセットで特集。脚本を書いたのは宮崎だそうだが、監督によると「前半は入念に書かれていたのに、後半になるほど緩くなっていって」…それはただ単に、書くことに飽きただけじゃないのか!?(笑)

ハガレンは原作者インタビュー。細かい展開は伏線を事前に考えておらず、その場その場で頭をひねって考え、乗り切っていったそうな…連載しながら大掛かりな伏線を仕込めるような、構成力の高い作家ってあまりいないだろうから、やはり最後は、風呂敷を上手に畳めるスキルがモノを言うわけか。
それ以外に春クール終了作品で取り扱われていたのは薄桜鬼ナイトレイドぐらいで、Angel Beats!のえの字も無いなど、かなり偏ったシフトという印象。夏クール開始作品も、黒執事BASARAがトップ付近に掲載されているのは、やはり読者対象を意識した結果なのだろう。

ここのところ毎月のように記事が記載されているイナズマイレブンだけど、そんなに面白いのか?と思って見始めたら、見事にハマってしまった(笑)。おかげで夏クール新作の消化が進まないのも問題なのだが、記事の内容は(当然ながら)多分にネタバレ情報を含んでおり、読んでいいものか悩んでしまう…いや、けっきょく読んじゃうんだけどさ(苦笑)。
キャラ人気投票でも、トップはけいおん、デュラ、おお振りといった手堅いメンツながら、下位にはイナズマ関連キャラが多数ランクインしているのに驚かされる。そういえばルルーシュ下がったな。かつての栄華も、今となっては遠い昔か…どうでもいいけど。

「この人に話を聞きたい」はささきいさお。かつてアニメージュに掲載されていたオッサン向け記事も次第に数が減り、これが最後の砦となってしまっている感があるけど、今月の内容は特に、若い読者は完全に置き去りだろうなぁ(笑)。
いわゆる“和製プレスリー”の肩書きをアイデンティティやプライドの依り処にしている、お堅い性格の人なんじゃないか…と勝手に思っていたのだが、アニメ系の屋上イベントに出たらロカビリーブームの頃よりもファンが多かったとか、イベントでは率先してパロディセリフをやり始めたとか、アニメブームの盛り上がりに積極的に関わっていたとか、ラジオでハッチャけたしゃべりをしていたとか、いろいろと意外な素顔の持ち主でした。極めつけは、石原裕次郎に「西武警察にレギュラーで出てくれ」と依頼された事か…本人も言っているように、ここでドラマを選択していたら、どんな人生を送ることになっていたのか興味深いところ。
自分の歌は昭和歌謡だと自認していたり、「歌い続ける姿を見せることで、ファンの人たちを元気づけたい」とか、この世代の人間の理想的な生き様(あるいは老い方)を見た気がする…そんな彼でさえ、メタルダーOPの歌詞に対しては気後れしてしまったそうだけど(笑)。

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