土曜日, 1月 23

アフタヌーン3月号

昨日が遅出勤務で、ほとんど眠れないまま今日の早出勤務に突入したため結構キツいものがあった。勤務終了後、会社の仮眠室で2時間ほど眠って体力を回復したうえで、D書店へ。

そろそろ四季賞が来る頃かと覚悟していたけど、今月は結果発表のみで、作品が読めるのは来月とのこと。今月より来月のほうがスケジュール的には厳しいので、今月のうちに読みたかったのだが…。
今月は百舌谷さん逆上するも休載なのでいつもより楽なはずなのに、読み終わった時には限界近くまで消耗していた。

ヴィンランド・サガ
表紙にデカデカと描かれているものの、本編には登場しない主人公…元祖ユルヴァちゃんには登場?してたのに(笑)。
ここ最近の展開が地味すぎたと反省したのか、久々にクヌートが登場し、スヴェン王亡きあとのイングランド情勢が語られる。じつはネタバレを我慢しきれず、最終的にクヌートが勝利をおさめるという史実は知ってしまったのだけれど、さいわい子細な過程までは書かれていなかったので、今後の展開を楽しむことはできそうだ。このままイングランド王との対決が続くのか、あるいは兄王子も絡んで三国志状態になるのか…?
それにしてもクヌートの顔が(泣)…戦慣れして、イイ面構えになったとも言えるけどさ。
ああっ女神さまっ
第2の門番は筋肉ムキムキのアニキ系…と思いきやおっぱいがありました。サクラ大戦で最初にクリアしたのがカンナだった俺が言うのもナンだが、誰得? 上述のクヌートの件といい、掲載作品の総力をあげて、俺に美しくない絵を見せつけようという編集部の陰謀か? 今月はアストライアの天秤やら和田依子の肥満ボクサーの話やら、あまり見たいと思わない絵がやたら多かった気がするし。
友達100人できるかな
ルービックキューブか…たしか2面しか揃えることが出来なかったよ(一度だけ3面できたっけ? 記憶が曖昧だな)。今になってみれば、揃えるためのコツというか法則性があったと見当つくけど、当時はそんなこと考えつかない(何事にも)視野の狭い子供だった。そんな子供視点から見上げればスゴイと言われるのが当然ではあるものの、それだけじゃなくキチンと努力しているのが主人公の主人公たる所以。だからこそ「本気で行くよ」のセリフがカッコよく感じられる。
あと「1周目では~」のセリフで、この作品がループものの一種だと今更ながら気づいた(←遅いよ!)。今の状況に不満があり、未来を信じられず、過去に選択を誤ったという潜在意識が社会に蔓延していることが、ループものの流行る原因である…なんて知ったふうなこと言っても仕方ないけど。宇野常寛あたりなら、この作品も「悪しきノスタルジー」呼ばわりしそうだな。
いもうとデイズ
受験の日に生理痛で苦しむ蓉子さまの描写を読んだだけでクラクラしたり、採血でも(注射針を刺される痛みとか、血を抜かれる感覚には耐えられるけど)抜かれた血が注射器の中に貯まっていくのを直視できなかったり…とにかく血はダメなんです! 毎月1回、大量に出血しなければならないなんて、想像しただけで気を失いそうになるよ。そういう生理や妊娠・出産の苦しみに対する適応として、女性が論理的思考能力を退化させルーズになったのは仕方ない…なんて納得できるか! やはりリアル女性はダメだな。俺は2次元美少女だけでいいや(笑)。
この手のリアルな話題が萌えオタの嗜好に沿っているとは思えない以上、そちらはスルーして下着の話題だけに特化したちゅーぶらは、企画意図としては間違っていないのだろうな(←ただしアレは、キャラのウザさと演出の古臭さで失敗してるけど)。
ハックス!
いい話だなー、青春してるなー。学生時代にロクな思い出のない身としては、せめてフィクションの世界で楽しい学園生活を送ることで、かつて手に入らなかったモノを少しでも取り戻したいんだよね。新しい物ごとを体験する新鮮さとか、仲間とワイワイ過ごす楽しさとか、限界を思い知った挫折感(←部長…)とか、この歳になるとなかなか味わえないわけで。

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