日曜日, 4月 10

アニメディア5月号

今日は実質3連休の最終日。連休の間ほとんどVer.M/Wの作成→疲れたら寝る…を繰り返すだけだったのだが、さすがに飽きたし煮詰まってきたので、気分転換のため投票も兼ねてチャリンコでO書店まで立ち読みに出かけた。

最近のO書店は太っ腹で、今回も2誌とも立ち読み可能状態…利便性ではD書店に劣るけど、そのサービス精神に免じて(笑)なるべく通うことにしよう。
というわけで今日は、ノーガードのNT誌を後回しにして、まずは見本誌形式だったアニメディアを優先して片づけることに。
まぁ今期は放送される作品の数がシャレにならないほど多いこともあり、できることなら、もう少し読むのを先送りしたかったというのが正直なところなんだけどさ…日が経つほどに、切った作品が増えるので無駄なページを読まなくて済むし、逆にお気に入りの作品もできて、記事の読みごたえが増す可能性もある。
すでに何本かは見切っているものの、そういった作品に限って誌面では扱われておらず、まだまだ現時点では様子見(もしくは未視聴…震災の影響で放送開始が遅れているせいもあるんだろうな)の作品も多く、畢竟、目を通すページも多くなってしまう。
その割に、これと言った当たり作品を見出だせていない(←銀魂は例外として、今のところギャグ枠でアザゼルさん、萌え枠で戦国乙女ぐらいかね)ため、新作関連の記事は適当に目を通しただけ…というのが実情だし。
表紙&巻頭特集で大きく扱われた青エクも、そこまで大々的に取り上げるほどの作品なのか…という疑問が拭えない。まぁ今期は(本数が多い割に)主要読者層にウケそうなタイプの作品が少ない──ダイレクトに腐女子向けなのは世界一初恋ぐらいで、あとはジャンプ系だけ?──ようだから、青エクに頼るしかないんだろうか。

主要対象読者層や編集部の姿勢から考えて、あまり震災に関して深刻な対応はしないだろう…という予想は的中し、編集後記で少し触れられたのみ。しかし、さすがにトップページがDOG DAYSとタイアップ(?)しての、デジタルメディアプレーヤーの広告だとは思わなかった。
そろそろ地デジ移行の期限が迫ってきたわけだが、現時点での新たな録画手段の最有力候補は、REGZAを購入し外部接続したHDDに録画する…というもの。PS3+トルネは悪くないものの、BSが録れないというのが難点だし…。
上述のプレイヤーは最新型DIGAにのみ対応しているらしいけど、もしREGZAに対応するプレイヤーがあるのなら、ちょっと関心がある…まぁREGZAはともかく、東芝のBDレコーダーを買うつもりは今のところ無いので、「レコーダーのみ対応」とか言われたら困ってしまうが。
しかし先日、余震に伴う臨時報道番組で放送時間がズレた際には、多くのレコーダーが時間変更を認識できず予約に失敗した…という話を聞くにつれ、けっきょく予約はアテにできず、リアルタイムで確実に放送をチェックするしかないという気も。まぁ、そんな事やってるから、慢性的な寝不足状態を抜け出せないんだけどね(苦笑)。

そのDOG DAYSは、第2話にして随分と安易な方向性を指向してきたな…まぁISの大ヒットぶりを見れば、あながち間違いとも言い切れないか。
結局のところ都築は、良くも悪くもエロゲ脚本家だという事なんだよな…だから無印なのはやA'sのように、ヒロインを中心とした少数のキャラによる濃密なドラマを描くのは得意なんだけど、大勢のキャラが縦横無尽に動き回るような話を作ったり、まるごと一つの世界を設定するような力仕事は手に余る。
それがstsの失速した原因だと分析したからこそ、今回はまともな世界観を構築することを最初から放棄して、もっと(いい意味で)いいかげんな内容でも許されるような作風を目指したんじゃないだろうか。

巻頭ピンナップらき☆すたウテナだったのは謎…数年前にタイムスリップしたのかと思ったわ(笑)。新シリーズの動きがあるとか、歴代人気アニメのランキングが掲載されたわけでもないのに、いったい何で今さら?
まぁ今月の特集でも“秘孔”なんて時代錯誤きわまりない単語が飛び交ってたし、春の人事異動で古くさいセンスの持ち主が編集部に加わったのかも…などと根拠のない憶測。

まどかマギカのページは、拡大した本編カットを何枚か並べて煽り文句を添えただけという、えらく手抜きくさい構成…やはり、未だに最終回が放送されていないという状況は想定しておらず、大慌てで修正したんだろうな…先に出たはずのメガミマガジンよりも、取り繕い方が雑に見えるのは問題だが(笑)。

神のみⅡは、楠先輩とハクアの私服姿がメインだったけど、ハクアは服が似合ってないし、先輩は脇に小さく掲載されていた本編カット──本体と精神(建て前と本音?)が二段構えになっているシーン──のほうが、表情はかわいかった。

ノイタミナの今後のラインナップを紹介した記事では、Pや監督の発言が全て、フラクタルの失敗を踏まえてのものに思えてしまって困る…いや、明らかに下衆の勘ぐりだということは分かっているんだけどさ。
「オリジナル作品の割合を増やすのは、優れたクリエイターの存在を発信するため」という物言いは、明らかに原作の枯渇を紛らわすための方便だわな…昔ぱふを読み始めた頃は、フルバ、のだめ、ハチクロと、まだアニメ化されていない魅力的なマンガ原作が多く眠っていたけど、今のぱふを見渡しても、そういう“未だ広く知られていない傑作”は少ないという印象だし。
それにしても、何で今さら1ページ使ってフラクタルのまとめ記事なんて掲載するのかと思ったら、学研がムックを出すからなのね…そりゃ必死に宣伝もするか。いっそ震災を口実に、出版中止にしてしまえばいいのに(笑)。まだ震災の打撃から立ち直れていないであろう製紙・印刷業界に、貴重なリソースを割いてまで、売れる見込みが少ない商品を作らせるのは酷というものだろう。

キャラ人気投票は、あずにゃんがトップでデュラララ、薄桜鬼勢も順位を下げつつ踏みとどまっている状況…なんだか、もう“過去作品のファンが、どれだけキャラに対する忠誠心を持続できるか”という不毛な根比べ勝負になってないか?(笑)
とうとう冬クール作品からのランク入りは無いまま終了。タクト俺妹のヒロインコンビも、もはやニューフェイスとは言えんしなぁ。

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