木曜日, 9月 2

メガミマガジン&娘TYPE

今日も遅出勤務。午前中は自転車で近所のスーパーや家電量販店に出かけ、扇風機を探すも収穫なし…すでに季節が終わりかけ(←ったって充分に暑いだろ!)ということで、もう在庫が残っていないのだそうな。
うーむ、困った。こんな事になるなら、もっと早めに壊れてくれれば良かったのに…1ヶ月ほど前に電気ヒゲ剃りが昇天した直後、「家電製品の故障は連続する」の法則に従って壊れてくれれば、いいタイミングで買い換えられたのだろうに。
まぁ壊れたと言っても、ときどき(スイッチオン時のパワー不足なのか)回転の初速が得られないだけなので、前側のカゴを取り外し、手でプロペラを回してやれば済む話なんだけどね。とはいえ、それがだんだん頻発するようになり、面倒くさいからカゴを外したままの状態で使用するようになったため、あやうく指や頭を回転中のプロペラに突っ込ませてしまいそうになるトラブルが多発するとなれば、さすがに買い換えを検討するしかあるまい。
ひとまず今日のところは諦めるしかないが、週末には会社近くのヤマダ電機で恒例の特売が行われるはずだし、飲み会で繁華街に出かける際に大手家電量販店を覗くチャンスもあるので、そちらに期待しておこう。

帰宅後、風呂に入って汗まみれの身体を洗うとすぐにまた家を出て、電車で出勤。勤務開始時間までD書店でメガミマガジン娘TYPEを立ち読み。
どうでもいいけど、なぜか今月からアワーズが再び入荷していた…V書店で読めるから、べつにメリット無いんだけどな。それよりも少年エースコミックガムを立ち読みさせてもらえませんか?(←図々しい) このまま読む作品が減り続けると、購入する単行本の数も先細りが避けられそうにないなぁ…。

娘TYPE
立ち読み可能な店舗を探して苦労させられる割には、相変わらず読むところが少ない…だけど今月号はなのはマンガを読むためというだけで、充分すぎるほどの価値はあった。
なのはマンガと言っても連載中の「Force」ではなく、9/10に発売されるなのはアンソロジーの収録作品のひとつを、先行掲載したもの…要するにアンソロジーの宣伝だな。
その話の内容は、とある魔法の影響でなのはが一時的に幼児まで若返ってしまい…という、ありがちな年齢ネタではあるんだけど、だからこそ着実に笑いのポイントを押さえることに成功している。
年寄りじみたセリフを吐いたことに気づいて愕然とするはやて(←小学生の頃からお母さんをやっていたんだし、無理ないわな)とか、なのはを寝かしつける様子を見たヴィヴィオが、フェイトのことを「(なのはママのママだから)おばあちゃん」と口走って精神的ダメージを与えるとか…ひょっとして作者はStS否定派なのか?と勘ぐってしまう(笑)。 実際、作者のブログを見ると
>StrikerS~Vividのアンソロですが、無理やり小学生を描かせて頂きました。
とか書いてあるからなぁ…。
立ち読みした時は「他の収録作もこれと同レベルの面白さだとすれば、アンソロジー買ってもいいかな…」と思ったものの、上記のように他の収録作は全てStS以降だと判明したので、考えを撤回(笑)。

付録の「うちわにもなるマウスパッド」は、絵柄が使い回しだったこともあって食指は動かず。もうひとつの方は論外ということで。


メガミマガジン
けいおんは、山田監督インタビュー。お互いの感覚を共有する一体感を味わうには、音楽という手段が最適であり、軽音部以外の部活じゃダメ…という話を読んで思い出したのが、むかしLOGiN誌に鹿野司が連載していた科学コラムの記事。
人間は一人ひとり個有のリズムを有しているけど、親しい間柄にある者同士(=長年つれそってきた夫婦など)では、そのリズムが次第に一致するように変化していくそうな。

劇場版なのは関連では、まずBD発売告知。「なのはファンが喜ぶような同梱特典を付けるつもり」との事で、さぁ果たしてナニが飛び出すやら。
モノが何であれ、そこに描き込まれるのが劣化後の絵柄ならば意味ないわな…と冷めた気持ちだったんだけど、この夏コミグッズとか見れば、まだまだイケるじゃないかと思えてしまうわけで、期待してもいいんだろうか?



劇場版コミカライズは、フォトンランサー・ファランクスシフトの誕生経緯の回想から発射→なのは耐えて反撃態勢まで。回想シーンで描かれた“手足のリーチが足りず、思うように魔力刃を振り回せないちびフェイト”のイメージ図が可愛すぎる。

フラクタルは、東浩紀インタビュー。アニメの内側の世界だけに閉ざされた作品ではなく、現実世界とコミットするような作品を今ふたたび作る必要がある…との目標を掲げる。本気でエヴァやガンダム並みの作品を作る気ならば、そっちの方向性を狙っていくのが近道なのは確かだろうけど。
現実世界もアニメ内世界も、大きな物語が失われて、ひたすら終わりなき日常を消費し続けるだけの閉塞状態に陥っていることは事実だとして、それを具体的にどうやって打破するか? 打破した先にあるのはどんな世界か? ということを説得力を持って描くのは非常に困難だと思うんだが、何か勝算でもあるのかね?
いま現在の延長としてイメージされる(終末的)未来の光景とは、カタストロフでもなく、圧政に対する革命闘争でもなく、ただ永遠に同じ日常が続くこと…という想定が、そもそも同意しかねるわけで。平和と繁栄の果てに成熟しきった文明が、天災あるいは人為的な破壊によって滅びるというのは過去に幾らでも例があって、現在の文明もいずれ同じ運命をたどるであろうことは歴史の必然だと思うんだがな。
まぁ東としても本気で未来予測をするつもりではなく、あくまで現在の風潮に対する警告として、こういう話を構想したんだろうけどさ。
…って、こんなシビアな話題の出る作品を、なぜメガミマガジン先行でプロモートしてるんだよ(笑) 普通ならこういうのは、アニメージュニュータイプ誌あたりで取り上げてもらうべきじゃないのか?


公式にバナーがあったので、とくに意味もなく貼ってみる。

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