水曜日, 7月 28

サンデー&マガジン

今日はフルタイム日勤。出勤途中の電車内でマガジンを手に入れたので、下車までの時間に少しだけ読むことができた。残りは昼休みを利用して、会社近くのスーパーで立ち読み。
サンデーについては帰宅後、自宅近くのコンビニで、楽天から届いていたイヴの時間劇場版BDを回収がてら、立ち読み。かなり遅い時間だったにもかかわらず、2冊残っていたのでラッキー(←スーパーまで遠征する気力が残ってなかったし)。

生徒会役員共
久しぶりの当たり回。スズが今の気分を外の天気(=雨)に喩えたら「濡れ濡れか!?」と返されたツカミも悪くないけど、学園7不思議のラスト「ここで男子生徒が寝ると、得体の知れない何かがのしかかってくる」の正体は、先生だった…というオチが一番のヒット。

だぶるじぇい
自分を“可愛い猫”に喩えるつまようじさんの図太さが少し可笑しかったものの、全般的にはそこそこ。

絶望先生
「猫って可愛いから、許しちゃいますよね?」みたいな部分が、だぶるじぇいと共通してるような…何かあったのか? 
基本的には単なるダジャレネタの羅列──江沢民→倖田來未といたいいぼぢ→いとうのいぢがツボに来た…つーか、怒られるぞ、どっちも(笑)──なのだが、面白く見せるための加工のうまさは、さすがと言ったところ。

ネギま
前言撤回…やられたわ。まさか作品のメインテーマである「わずかな勇気が、ほんとうの魔法」のフレーズをここで使うとは。
ネギが気づいてるというのは予想通りだったけど、その後の展開は斜め上。例として見せられた木乃香の夢(←刹那とのラブラブ空間)の可笑しさも、いいアクセントになっているな…いっそ委員長の夢──ネギとの超絶ハーレム)を見てネギ卒倒──とかだったら、もっと愉快だったのに(笑)。
やっている事は「シュレディンガーのチョコパフェ」で描かれたアイデアと同じ(←元ネタをたどればビューティフルドリーマーとか、いくらでも遡れるんだろうけど)、各人の願望を充足させることで互いの闘争を回避できるというモデルだが、その思想的背景は真逆ではないかと。
ネギは「“わずかな勇気”によって、願望は現実にできる」という楽観的なスタンスに立っている。これに対し「チョコパフェ」は──「去年はいい年になるだろう」で作者が吐露したように──911テロをきっかけに生じた「人は(通常の方法では)決して闘争を回避できない」という悲観的なスタンスに基づき、それを打破する究極の非・現実的手段として提示されたものだ。
まぁ少年マンガと大人向けSFというジャンルの違いでもあるだろうし、エンターテイメントと割り切れば、ネギの言動は否定されるべきものでもないけどね。

ハヤテ
声優の中尾衣里って誰だよ? 誕生日どころか名前すら知らねーよ(笑)。本筋については、まぁこんなものかと。

ケイガク
読み切り。とりあえず4文字タイトル禁止!(笑)
熱意は有り余っているが、技能や判断力は未熟で、しかも相手の嘘を見破る邪気眼能力まで持つという、いかにもな主人公。警察官僚である父親に反発してエリートコースを外れたものの、警官になる夢は断ち切りがたく、警察学校に入って研鑽を積む優秀な相方。この凸凹コンビが紆余曲折を経て成長していく様子を描くわけだが、ストーリーとしてはベタで、ご都合主義の展開や作画演出など稚拙な点も目立つ。
しかし正統派のビルドゥスク・ロマンとして正面突破を図ったことが、読後に爽やかな印象を与えて、評価を高めることに成功しているな。警察が舞台となれば、リアリティ重視に描くべきであって、主人公の邪気眼設定は食い合わせが悪いだろう…と思ったのに、これが意外といい感じにバランスしてる。都合の良すぎる能力として描かず、あくまで主人公と相方が、自分の意志と行動で事態を解決しようとする姿勢を崩していないからだろうか? 
思い悩んだ相方が、主人公の邪気眼能力を知って、「自分は本当に警官になりたいのか?」と問い質すシーンは逸品。それにしても、むかし主人公を救った嘘つき警官の正体が、あのふざけたグラサン教官だったという衝撃の真相は、予測できなかったぜ。

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