木曜日, 11月 26

月末進行・11月編(VSコミックガム、ガンダムエース)

今日は夜勤明け。銀魂を見終わった後にD書店へ出かけ(←最近このパターン多いな)、コミックガムとガンダムエースを立ち読み。ガンダムエースの途中でギブアップするかと予想してたが、意外と疲れずに最後まで読み終えてしまった。文章記事が少なかったのと、あっさり読めてしまう(=深入りしない)作品が多いからだろうか。
今日の時点で少年エースが残り1冊だけなのを確認。明日はまず電撃大王を読みたいので、エースは明後日にするつもりだったけど、売り切れてしまうリスクを考えると優先して読んでしまうべきかも知れないな。
立ち読みの代償として、Kiss×sis第5巻限定版を購入。この形式(いわゆるOAD)って、実質的に「DVDが本体で、コミックは付録」にも拘らず、書籍扱いだから定価でしか買えないという購入者泣かせの商品なんだよな。完全受注生産だからメーカーは在庫リスク背負わなくて済むかもしれないけど、それは建て前で実際は、売れるのを見込んで予約数より多く発注する書店がリスク背負ってるのが現実…このKiss×sisも、まだamazonに在庫あるみたいだし(←アフィ参照)。斜陽のコミック&アニメ産業にとって、目先の利益を確保するには良い方法に見えるけど、リスクを押し付けられたユーザーや書店側が耐えられるかどうかが不明瞭で、この先も販売スタイルとして定着するかは疑問。

オリジン
ドズル番長禁止! 本家がネタに走り出したら、パロディで食ってる作家は立つ瀬がないだろ(笑)。脱線ネタはともかく本筋は普通に面白くて続きが気になったのに、じつはコレ、近日発売のムックに掲載される描き下ろしマンガの前半部分で、続きが読みたければムック買ってねーという仕掛け(←商売上手だな…俺は買わないけど)。インタビューで安彦が、ダイクンとデギン&ギレンの関係を、イエスとその弟子、あるいはビスマルクとヒトラーになぞらえているのは面白いな…ある思想が世俗に広められる過程で、その内容を変質させていくのは避けられないという。
というわけで来月は本編に戻って、「ひかる宇宙編」開始…なんか間抜けな字面だけど、敢えて平仮名に変更した意味は? 未消化のエピソードなんてほとんど残ってないから、この後さらに「ア・バオア・クー編」があるわけじゃないだろうし、これが最終章のタイトルなんだろうけど、何か締まらないな。
ユニコーン
コミカライズの連載開始が決定…と言っても描くのは虎ちゃんじゃなくて「リーンの翼」の人か。描き込みの密度は高いから手抜きには見えないけど、ややリアルに寄り過ぎ…というのが個人的評価だな。まぁユニコーンとは相性いいかもしれないけど。それにしても、まともにやるとすれば相当の長期連載になるはずなんだが、それまでガンダムエース(≒オリジンの連載)が存続しているのか心配。あるいはオリジン終了後の柱にする思惑なのかも知れんが、さすがにそれは買いかぶり過ぎという気がするぞ。
アニメの新情報としては、ガランシェール組のキャラデザが公開。ジンネマンやダグザといった準主役級を“濃く”描くことを優先した結果、それ以外の脇役おっさんキャラ連中は、相対的に“薄い”デザインにならざるを得なかったのだろうか(声が付けば、また印象変わるのかも知れんけど)。
トニーたけざきのガンダム漫画
レビルビームは熱光線♪ デギン・ザ・グレートの二番煎じみたいなネタだと思ったら、作者自身にも自覚あったようで、オチで予防線張ってやがる(笑)。部下たちの合体を見て「人型(モビルスーツ)の時代か…」
とつぶやくレビルが、妙に哀愁漂ってるのが可笑しい。
カレー味
本誌初登場の作者による読み切り4コマ。3人で1機のドムを操縦すれば、より複雑な動きが可能→余った2機のドムはラジコンで操縦(あれ?)→やっぱり負けたけど、やられたのは無人機なのでパイロットは無事だぜ!…など、テンポ良くネタを拡げていく造りで、なかなか面白かった。ハイブリッドなどに比べると作画レベルはまだまだ拙いし、連載を任せるには不安が残るけど、連載を重ねる過程でレベルアップしていったきのこのような例もあるから、思いきってやらせてみるのもアリかも。

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