土曜日, 12月 26

年末進行(VSガンダムエース)

日付が改まってしまったけれど、25日の分。

以前にも書いたように、今日は泊まり勤務なので早朝からコンビニに出かけてガンダムエースを読んでしまう予定だったのだが、けっきょく時間が無くてそのまま出勤→またもや昼休みを利用してD書店で立ち読みする…というパターンになってしまった。
泊まり勤務は長時間の昼休みをセットされている場合が多く、今回も時間的にはまだ余裕があったものの、ガンダムエースの大半(=「富野です」以外)を読み終えたところで、さきに体力のほうに限界が来た。そういえば昨日のアフタヌーンも、何とか読み終えた時には腰が悲鳴を上げていて、もし四季賞まであればとても読み切れなかっただろうと思われる…体力が低下しているんだろうか?

立ち読みの代償として、昨日の予定通りマリみて最新刊を購入。しかも待機時間の多い勤務だったこともあって、勤務終了までに読み終えてしまった(笑)。
ここのところ本編・短編集・釈迦みて、いずれもイマイチという評価だったので殆んど期待していなかったし、じっさいコバルトに掲載されたという第1章だけなら典型的な「ハズレの短編」という判定だったところを、第2章以降を書き下ろし追加することで「及第点レベルの中編」まで引き上げることに成功した感じ。正確には、家族全員でぬか漬けの龜を探して屋敷内をうろつき回る第2章だけがズバ抜けた面白さで、第3章以降は平均レベルなんだけどね。最終章のオチなんて、速攻で分かってしまったし…まぁ「女性キャラが情緒不安定に」などというベタな描写が来たら、妊娠オチ以外のほうが珍しいわな。

ユニコーン
福井×カトキ対談。ユニコーンガンダムの“変身”は、逆シャア世代とF91世代のMSの身長差を埋める手がかりにもなるわけか。
ネェル・アーガマ艦長コンビおよびギラ・ズールのアニメ用デザインが公開。とくにギラ・ズールは秀逸で、明らかに浮いているように見えて個人的には嫌いだったガスマスク部分のデザインが、アニメ調に彩色されたことで頭部のラインと一体化して見えるようになって、全く違和感無くなったのが素晴らしい。しかし今度は、肩から腕にかけてのボリューム不足が気になって仕方ない(笑)。やっぱり肩アーマーのスパイクをなくしたのは駄目だろ…ギラ・ドーガにはあったのに。
コミック版のキャラデザも公開されたけど、色が付いていると原作絵をかなり忠実に再現しているように見える。ただこの作者の場合、モノクロになると線が強く主張しすぎて、かなりクドい絵という印象になってしまうんだよなぁ…まぁ実際に完成したマンガを見るまで、評価は保留すべきか。
オリジン
デギンとギレンの始末をつける算段が整い、さらに戦局もジオンが優勢…という現状では、全てを手に入れるという前提でキシリアが話を進めるのも当然の流れではある。言い換えれば、この時点で権力掌握の具体的な見通しが立っていなかったアニメ版よりも油断があるわけで、「復讐を捨てた」というシャアの言葉を信じ込んでしまう事への説得力が増すというのが、改変の意図のひとつだろうか。
ガンダムさん
いくら区別がつかないからといって、語尾に「オスカー」とか「マーカー」とか付けさせるな(笑)。
ガンダム創世は、本放送終了直後に再放送が決定するわ、新たなスポンサーが付くわ(バンダイのエージェントの名は京田四郎…って、なぜプラモ狂四郎!?)と、反転攻勢の流れに入ってカタルシスたっぷりの展開。アフレコ後は飲み会に繰り出していた池田シュウイチが、“敵”である古谷トオルを最終回が終わるまでは誘わなかった…というのも、いいエピソードだよなぁ。この状況でなおも富野ヨシユキが挑発的な言動を吐くのは劇場版への仕込みなんだろうけど、全て彼の計算通りであったかのような構成は歴史的事実を知っている今だからこそできる事であって、ほんとに当時そんな余裕あったのかよ?っていう。
潘恵子インタビュー
ララァのガンキャラ占い」(↓のアフィ参照)が発売されるので、その宣伝。ガチガチのオカルト否定派としては、「占いを始めたきっかけは、仕事で行き詰まっていた時に占いの先生(←ちょうど占い教室を始めようとしていたらしい)を紹介され『あなたは占い師に向いている』と奨められたから」というエピソード自体が、ものすごく胡散臭いんですが(笑)。
ちなみに潘先生の占いによると来年は“試練”の年、再来年は「何だかよく分からないけど“爆発”の年」だそうで、どうやら2012年に人類が滅亡するのは間違いないようです。
ギレン暗殺計画
ア・バオア・クーからの急報が届いた最後のページで、これまで鉄面皮だったセシリアが、初めて見せた素の表情がいい。
キツネとタヌキの化かし合いも、ギレン&キシリアの死というデウス・エクス・マキナの到来によって強制終了…と、ここまでは史実から当然予想された流れであって、問題はここから、つまりフィクション(=公式に登場しない、この作品のオリジナルキャラの振る舞い)の部分をどう決着つけるかで、評価が決まるな。
ハイブリッド4コマ
とうとうコノリーは、お台場まで辿り着いてしまったのか(笑)。しかし今月最大の犠牲者は間違いなくシャアで、ニュータイプ診断でオールドタイプと判定されるわ、擬人化したNTオーラを出せなくてシロッコとハマーンに笑われるわ、さんざんな目に。でもオーラに関しては、魔王ゼノンを呼び出せるドズルが最強だよね…オールドタイプなのに。
カイのメモリー
わざわざ引っ張ったパイロットスーツの伏線は、スレッガーの回想につなげる為だけだったというのが拍子抜け。MS設定の独自解釈やテレビ版と劇場版の齟齬の補完で、うまく「痒いところに手が届いた」と評価された前シリーズに対して、今回は誰も興味持たないような重箱の隅をつついているという印象だな。
「じつは女性を口説くためのでまかせで、スレッガーの母親は元気に生きてる」という仮説そのものは面白くも何ともない。ただし「スレッガーが、パイロットの中でいちばん女性に縁がありそうなのはハヤトだと見抜く」という部分だけは評価。
徳光レポート漫画
MS動画図鑑(←アフィ貼ろうかと思ったけど、数が多くて挫折…こりゃ収録も大変だったろうな)のナレーションを担当した檜山修之へのインタビュー。徳光のセコい罠を意にも介さず、「全MSの名前と型式番号をしゃべったのは、恐らく古谷徹も成していない快挙!」と嬉しそうに宣言する檜山のキャラが、完全に徳光を食ってしまってる(笑)。

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