日曜日, 1月 26

ぷよぷよクエスト ギルドイベント「まものラッシュ!」


毎度おなじみギルドイベント。賞品キャラであるインキュバスは、とくに好きというわけでもないし、前回のイベントで現ギルドのスタンスやペースも概ね把握できたので「まぁ気張りすぎず、適度に頑張ればいいか~」ぐらいの気構えだったんだけど、そんな予想を(色んな意味で)裏切られる展開を迎えることになった。

まずネガティブ要素から先に書いてしまうと、これまで以上にサーバーダウンがひどくて、リアルやる気を著しく削がれることになった。まぁクリスマスの時などと違ってボーナスタイムの概念がない(←ギルドイベントなんだから当たり前だが)にも拘わらず、こういう事態に陥るというのは、運営にとっても想定外だったのかも知れないけど、恐らくは単純な理由で、その時間帯の参加プレイヤー数が圧倒的に多いんだろうな…俺みたいに勤務時間の不定期な仕事に従事していたり、24時間フリーなニートなどの連中は別にして、幅広い層にとって最も融通の効きやすい時間帯だろうし。
で、それを踏まえた次の日。トラブルに巻き込まれないよう、前日よりも早い時間帯からプレイし始めたら、みんな同じこと考えたのか、サーバーダウンが起こる時間も前倒しになった…という笑えないオチ(←意味ねえ!)
しかし「平日でさえこのザマなんだから、より参加プレイヤーが増えるであろう土曜・日曜は確実にダメだろう」と思いきや、何事も起こらずに終わったのは何故なんだろう? 運営が抜本的な対策を講じたのか、もしくは少なからぬ数のプレイヤーが、連日のゴタゴタに嫌気が差して脱落した可能性も考えられるな。もし後者であれば、せっかくテレビCMまで打って集めた新規ユーザーや課金してくれるヘビーユーザーを、どれだけ取りこぼしてしまったのやら…こんな経緯で離れてしまったユーザーは二度と戻ってこない可能性が高いだろうから、取り返しのつかない失態という気がするぞ。
そもそも、旧シリーズにおける既存キャラの大部分を登場させてしまったからには、もうピークは過ぎたと考えるべきであり、今後は一層の拡張を図るよりも「今いるユーザーを、どれだけ維持しつつ稼ぐか」に重点を置くべきじゃないのかと。その意味でも、今回の騒動は痛手のように思える。

愚痴るのはこのぐらいにして、ここからは評価すべき点を。今回の最大の特徴はボスのバリエーションが多彩になったことであり、これによって、単調になりがちなイベント進行(←なにしろキリ番ボスを除いては、ひたすらスキルを溜めて毒を打ち込むだけだったし…)に、変化と緊張感が生まれることになった。
新種のボスその1は、追撃スキルを持つタイプ。攻撃回数が通常ボスよりも倍増したせいで、モタモタしていると、あっという間に陣容が総崩れ状態となってしまう。有効な対策としては、とにかく早い手数でスキルを溜めて毒を打ち込むなり封印するしか無いのだが、言うは易しであり、なかなか思うようには行かず。なんとか毒(あるいは、ドラウドorマーギンのHP15%奪取スキル)を一回当てた頃には壊滅寸前…というのはマシな方で、配牌が悪かったりすると、一撃も与えられないまま敗退させられることも珍しくなかった。
まぁ、腕の立つプレイヤーが多く揃ったギルドであるがゆえ、一撃(もしくは、それ以上)を積み重ねて倒すこと自体は、さほど難でもなく、俺が失敗した場合でも他のメンバーたちによって、結構あっさりと撃破されていた。

新種のボスその2は、全体攻撃を行なってくるタイプ…とだけ書いたら、キリ番ボスと変わらないように思えるが、毎ターン攻撃してくるあたり、むしろキリ番ボスよりも始末が悪かったりする。
ただひとつマシなのは、属性攻撃に対するシールドの種類が少ないことで、後半のキリ番ボスが赤・青・緑3色に耐性を持っていた(←これは明らかに、ドラウドおよびマーギンのスキルを無効化するのが目的と思われる。しかし赤と青だけを妨げたのでは、あまりにも露骨すぎると考えて、緑も含めることで誤魔化したつもりなのでは…と憶測。余談だが、さらに先へ進んで難易度が上昇すると、ガーディアンラッシュの時のように5色すべてに耐性を持つボスが登場するとの噂…そうなると、また固定ダメージ系スキル持ちのキャラが活躍することになりそうだが、このレベルまで行くとボスの体力もバカ高いだろうから、削り切るのに恐ろしく時間を食われそうだな)のに対し、こいつらのシールドは苦手属性のみに限定されているので、それ以外の色の中から好きなものを選ぶことが可能。
とは言っても、相手が毎ターン全体攻撃を行なってくる以上、スキルを溜めるのは絶望的であり、選択の基準は“全滅させられる前に、どれだけ多くのダメージを与えられるか?”という一点に絞られる。つまり、最も高い攻撃力を発揮できる色を選んでダメージ4倍デッキを組み、ひたすら殴りまくる事になるわけだ。
まるで、このゲームを始めたばかりの、なにも考えずに戦っていた頃に戻ったかのようだが、これは必ずしもプレイングのスタイルが退化したことを意味するのではなく、むしろ肯定的に評価できる面もある。どういう事かと言えば、今のギルドのように大所帯かつ上級プレイヤーが揃っていると、通常ボスを倒すために挑む人数としては4~5人だけで充分すぎるので、それ以外のメンバーはまりょくを無駄にする覚悟で戦いに加わる(←所定の回数だけ参戦することによって賦与される賞品もあるから、全くの無駄とは言えないけどね)か、あるいは戦いにケリがついて次のボスが出現するまで待つ──なかなかタイミングをつかめないうちに、時間経過やエールによる回復でまりょくが満タンになってしまう…という事になりがちだが(苦笑)──しかない。
しかし、この全体攻撃ボスが相手の場合、すぐに全滅させられてしまって簡単には倒せないため、どれだけ多くのギルドメンバーが戦闘中でも、遠慮せず戦いに加わることができるし、負けても繰り返し挑むことになるので、エールも効率よく消費することができる。そんなわけで、イベントが後半を迎える頃には、通常のボス連中は他のギルドメンバーに任せて、俺は専らキリ番と全体攻撃ボスに狙いを定めて戦いを挑むようになったのであった…。

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