火曜日, 6月 4

ドルアーガの塔 FLOOR.23

【FLOOR.23】
モンスター①ダークグリーンスライム(技量ポイント:12、体力ポイント:8)
②ホブゴブリン(技量ポイント:11、体力ポイント:8)※
宝物①予言(本文を参照)
②歌(ドルアーガの分身についてのヒント)
③宝箱のカギ
④金貨90枚
⑤金貨20枚
出現方法①シャトラングに、お布施を払う
②2人目の乞食に、金貨5枚をめぐむ
③ホブゴブリンと戦って4ポイントのダメージを与えた後、NAEROの呪文を使って回収(もしくは金貨100枚を払って購入)
④中央の部屋にある宝箱を、③のカギで開く
⑤ダークグリーンスライムを倒す
階移動①南の階段⇔22階
②南東の階段⇔24,25階
※体力ポイントが4以下になると降伏

マッピングを要するフロアという点では同じでも、22階が迷路を主体とする構造だったのに対し、この23階は小部屋の連なりが大半を占めているという点で、真逆と言える。また、発生するイベントについても、22階は(原作に忠実に)敵と宝物だけというシンプルなものだったが、この23階では、情報収集や駆け引き、呪文の使用といった要素が加わっている。
あるいは、こうした22階から23階にかけてのデザインは、この作品の基本的な進行についてプレイヤーが復習(もしくは新規に学習)できるように…という配慮に基づいて、チュートリアル面として設定された物なのかも知れないな。

では、この階におけるイベントを順番に見て行こう。まずは22階からの階段を上がって、すぐ東にあるドアを開けると、その部屋には預言者シャトラングがいる。ここでは支払うお布施の金額によって、さまざまな情報を得ることが可能。
ひと通り列記していくと、金貨10枚の場合は
①霧の立ち込めた場所では、右のドアを開け(26階)
②酒の飲み過ぎに注意(30階)

の2点。意外に有用なのが①で、26階で霧の迷路の中を彷徨うことなく、あっさりと霧の精霊に対面することができる。
一方、②は恐らく役に立たない──あるいは、実際に成就してしまってから「この事を予言していたのか!?」と思い知らされて後悔するというパターンになるんじゃないかと。
本気でノーミスクリアを目指すような上級者ならともかく、大抵のプレイヤーは「死にながら覚えていく」というプレイスタイル──前のページに指を挟んだままにしておいて、死んだら戻ってやり直すというクイックセーブ方式(笑)のようなズルも含めて──だろうから、多少のリスクなんてお構いなく積極的に行動すると思われる。
ゆえに、予言された30階においても、あちこちの客に声をかけて酒を飲みまくった挙げ句、酔っ払って窮地に陥ることが容易に予想できるわけで、その意味では、これは危機回避のヒントを提示しているというより(←もちろん、そういった側面があるのは事実だが)、作者の敷いた伏線であるとも考えられるな。
次に、お布施の額が金貨20枚だと
①霧の精霊に会う前に、フルートを手に入れておくこと。フルート吹きを怖がらせたり怒らせてはいけない(27階)
②3ブロック四方の部屋で北のドアを開けると、死が待っている(34階)

の2点。これは双方とも具体的で分かりやすいうえ、非常に役立つ情報であり、ハッキリ言って、金貨30枚を奮発するよりも遥かに価値がある(笑)。
なにしろ、金貨30枚のお布施で語られる予言というのは
①仲間と2人で歩き出す際には、必ず前を歩くこと(33階)
②パネルの位置(39階)

の2点で、とくに②については、他にも情報を得る手段が複数あるし(←しかも、その多くは無料!)。①に関しては、前提となる条件が複雑なので一概には言えないが、抜本的な解決策でないことは明らか…罠にかかることを前提にして、より被害を少なくできる方法を教えるぐらいなら、そもそも罠にかからないで済むようなアドバイスをしてくれよ(苦笑)。
まとめると、クリアするうえで絶対に必要となる(かつ、ここでしか手に入らない)ような情報は皆無なので、ムダ金を使う余裕のないリメイク版の場合は、この部屋には立ち寄らないでサッサと先に進むべき…となる。必須イベントじゃないという点は旧版も変わらないので、同じように無視しても差し支えは無いのだが、カネを持て余し気味というのならば、覗いてみるのも一興だろう。ちょっとした支出とのバーターと考えれば、充分に価値のある情報であることは間違いないし。

では次に、スタート地点(=22階からの階段がある部屋)を西→北と、外壁に沿って時計回りに進んで行くと、その途中でひと部屋おきに、1人ずつの乞食がいる。
これはソーサリー城砦都市カーレと同じパターンで、2人のうち一方はハズレ、もう一方は有益な情報をくれる(←オマージュ? まぁ、ありがちな図式という気もするけど)。
これもシャトラングの件と同様、クリアに不可欠な情報というワケでは無いので、旧版ならサイフの中身と相談して適当に。リメイク版ならば、完全に無視して通り過ぎること。
ちなみに、ここで得られる情報はドルアーガの分身を見破るためのヒントなんだけど、これもシャトラングの飲み過ぎに対する警告と同じく、後になってから気づかされる伏線タイプの手がかりじゃないかと(←自分が引っかかったので、他人にとってもそうなのだと思いたい…苦笑)
それにしてもドルアーガに斬りつけて傷を負わせたのは、つい昨日のことのはずなのに、もう乞食にまで知れ渡っているのは何故なんだろう?

2ブロック四方の小部屋が連なる最奥部には、バネ仕掛けのかんぬきを取り付けられたドアがあり、これを通り抜けることで、ようやくカギを持つホブゴブリンの部屋に入ることができる。こいつも22階のスケルトンと同様で、以前に戦った時よりずっと有利な状況での再戦となるワケで、簡単に勝てるはず…むしろ、その後に唱えなければならない呪文のほうが、よっぽど体力を消耗したりして(笑)。
というわけで、22階のドルイドを倒して手に入れたNAEROの呪文を使用し、溝に落ちてしまったカギを回収。それを持って次のドア(←これも、かんぬきが付いた一方通行)から部屋を出て、さらに西壁の左側にあるドアを抜ければ、宝箱のある部屋に行くことができる。
その中身である金貨90枚は、とりわけリメイク版においては貴重な資金であり、NAEROの呪文によって4ポイントの体力を消耗しても、十分すぎるほど元が取れる。逆にホブゴブリンと取り引きして、カギを金貨100枚で買ってしまっていたら、差し引き10枚の損をしてしまうというオチ。

なお、全体的な流れを俯瞰して考えるなら、どうしても序盤は「船」の墜落するリスクを想定しておかなければならない。つまり、「船」が墜落してゲームオーバーになる(=最初からやり直しになる)と、それまでの行為が全てムダになる以上、ならば不要不急のイベントはできるだけ後に回し、まずは「船」関連のイベントを最優先で片付けるべき…という考え方である。
資金繰りに余裕がなく、また「船」の墜落リスクも旧版より高いリメイク版では、この考えに沿って攻略するのがベターだろう。すなわち、経験値が上がると出現しなくなるドルイドおよびダークグリーンスライムを始末したら、ほかのイベント──ホブゴブリンのカギとか、24階とか──は全部スルーして25階まで駆け上がり、「船」関連のイベントに挑むのだ。こうすれば、もしも運悪く「船」が墜落してしまっても、やり直すために要する時間を最小限で済ませることができる。
まぁ旧版ならば、22階から24階まで全部すっ飛ばして、いきなり最初から「船」に乗り込むというのも、極論としてはアリだな…ドルイドダークグリーンスライムの所持金、そしてNAEROの呪文を使用することで開けられる宝箱の中身を総計して、金貨170枚を諦めることになるが(笑)、それでも資金は足りるはずだし。

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