土曜日, 3月 24

ガンダムエース5月号

今日はハーフタイム勤務で、正午に終えたあとD書店へ直行。アフタヌーンだけでなく、25日が日曜日ということでガンダムエースおよび少年エースも繰り上げ発売されていたが、アフタヌーンはフリー状態だったし、ほかの店でも読める可能性が高そうと判断し、まずは見本誌形式だったガンダムエースから手をつけることに。
なお少年エースについては、来店した時点では全てビニールで封印されており、しばらくした後に見本誌が配置されたものの、他の立ち読ミストの手に渡って読むことができなかった。

ユニコーン関連
とりあえず第5巻の発売が近づいてきたし、告知だけしておくか…みたいな適当ぶりが感じられるな。せめてPV第1弾とタイミングを合わせて、カイの登場ぐらいは知らしめるべきじゃないのか?

Zガンダム Define
ライラについては、最終回で霊体として登場することを考えれば、こうしてアニメ版よりも深く意志疎通を描いておくのは、悪くない改変だろう。
その後のクワトロによる“修正”は、テレビ版でウォン・リーがやった事の前倒しか? この先、アンマンのエピソードがどうなるか(←そもそも立ち寄るかどうかさえ)分からないけど、そこでまたウォンに殴られるというのもクドいので、この辺りも改変されそう…となると、かなりクワトロとウォンの印象が変わってしまうな。しかしシャアが今後も真っ当な主人公らしく描かれ、今回のように先達としてカミーユを指導し続けるのであれば、カミーユの精神崩壊ENDは避けられるかもね。
付録(←Zガンダム コンプリートBOOK)に掲載されていた、メカニックデザインに関する対談では、「ファーストで“兵器としてのリアルさ”が追求された結果、ガンプラは大ヒットしたものの、そのせいでメーカー側が節操のないバリエーション展開を要求し、逆に兵器としてのリアリティが失われてしまった」という反省に基づき、デザインや設定の整理を行なうとの事…言ってることは間違ってないけど、旧来の設定にこだわるファンからは、また激しく非難されそうだ(苦笑)。
でも「とりわけ、携帯火器には個性が感じられない(←メガバズーカランチャーを除く)」という指摘に対しては、反論できないよなぁ。

ガンダムさん
4コマでは、テレビ版で唯一、ガンダムハンマーで倒されたコムをクローズアップして、おちょくりの対象に。
後半は“ファーストをスパロボチックに描く”という、誰でも思いつくようなアイデアを実際にやっただけ…と、冷めた見方もできるし、おそらくはネタ切れゆえの苦し紛れなんだろうけど、バカな話を本気で描いてみせる大和田の演出力があれば、ひとつのエンターテイメントとして成立する可能性はある。お笑い一直線シリーズみたいに、何がやりたいのか分からない話をダラダラやるぐらいなら、思い切ってこの路線を継続しても良いんじゃね?

ハイブリッド4コマ
つまらない話と面白い話が半々…といったところか。これは気分によるものかも知れないけど、純粋に“面白い”というよりも“くだらなすぎて笑える”タイプが多かった印象。
ユニコーン系では、3倍の速さでバナージを接待するフロンタルとか、「ジオンの武人は、貴公らほど甘くは無いぞ」から転じて「意外と、兄上も甘いようで」と、なぜかキシリアになってしまうミネバあたりか。自在に空を飛んで攻撃できるバイアラン・カスタムに対し、ジオンの旧式MSたちが文句言って反撃されるネタは、“ドラいせん”や“古城のグフ”よりは面白いな。
ユニコーン以外では、ミハルが売りつけようとする“ろくなもんじゃない”商品が、このマンガの単行本…という自虐ネタと、「テムレイ・エンジンを取り付けただけで、性能が飛躍的に向上しました!」という通販番組のパロディネタが秀逸…利用者として出演したランバ・ラルが「ザクとは違う」とか感想を言ってるわ、ひそかにザクがグフに変わってるわ(←気がつけよハヤト!)と、ツッコミどころ満載で楽しい。

ジョニーライデンの帰還
政治的判断から、やむなくジャコビアスに撤退指示を出したオクスナーだが、一方で“オモテの仕事”としての名目で、現場に残留できるよう入れ知恵するあたり、なんとも食えない奴だな…ここ最近の話はイマイチだったけど、今回の、こういうクレバーなやり取りが見られたことに免じて、単行本第4巻の購入を決定(笑)。

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
もともとエンジェル・ハイロゥは宇宙船として建造されたとか、精神を幼児化させる思念波放射は暴動鎮圧を目的に開発されたもので、いずれも本来は平和利用されるはずだった…という独自解釈が語られる。
それはともかく、宇宙船内の閉ざされた環境で、同じメンツが長い時間を共に過ごすことは、むしろ人間関係に激しい軋轢を生じさせるというのがSFの定番──青をこころに、一、二と数えよとか、イヤなイヤなイヤな奴とか──のはずなんだが…いいのか?

U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬
また敵(←しかも異性)を助けるパターンか!(苦笑) すっかりガンダムシリーズのテンプレとなってしまった感があるけど、こんなマイナーな作品にまで踏襲しなくていいだろ…これで次回“やっぱり分かりあえなくて、射殺しちゃいました”みたいに斬新なオチを描いたならば、作者のこと見直すけど(笑)。

超超お父さんドズル~やらせはんぞう物語~
こちらも、極限の状況で仕方なく敵と協力するパターン…ま、こっちは完全にギャグだが。「ザビ家の連中って顔も怖そうだし、肩からトゲとか生やしてたりするし」と、まるっきり小心者のレビルだが、一人だけ無人島に取り残された時には(←ドッキリだけど)さすがに堪忍袋の緒が切れて、巨大化して暴れだした…って、このマンガではよくある事だな(笑)。

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
なんで今さら“キャラ名は数字”なんて、言わずもがなの話題に触れるかねぇ…平成ガメラを、劇中でカメ呼ばわりするに等しい、身も蓋もない暴挙だろうに。
作中人物が実際に話したセリフじゃなく、言わば“神の視点”である本文の中だからセーフという判断だろうか? しかしガンダムのパイロットたちやゼクス、あるいは今回のシスのように“素性を隠したい”という動機がある者たちならばともかく、たとえばトレーズやノインなどは名前を偽る必要なんて無いわけで、あれは本名なのか偽名なのか?って話になる。
わざわざ触れなくていいようなタブーに触れて、自分の首を絞めてしまったようにしか見えん。

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