土曜日, 9月 29

アワーズ11月号

今日は夜勤明け。先日来の涼しさに身体をヤられて風邪をひいてしまい、昨日から今朝にかけては頭痛・鼻水・喉荒れに苦しめられながらの過酷な勤務となった。
なんとか仕事を終えて帰宅した後は、薬を飲んでおとなしく眠りにつく。それが効を奏したのか、目が覚めた夕方ごろには、どうにか短時間の立ち読みに耐えられる程度には回復したように感じられたので、出かけることに…今日は丸ごと回復に専念し、立ち読みは明日に回すしかないと(←最悪、アワーズが売り切れてしまう恐れも)覚悟していたから、これはラッキーだったと言えよう。
というわけで通勤電車に乗って、V書店でアワーズ(←いつも通り、棚にあったのは2冊…これなら明日に回しても問題なかったか?)を立ち読み。娘TYPEメガミマガジンもフリー状態という安定ぶりで、もうV書店だけでいいんじゃないかな…という気もしてきたが(笑)、リスク分散の観点からも、なるべく他の店にも頑張ってほしいところだ。

スピリットサークル
何だかんだ言っても中二病というのは、ひとつのネタでもあるし、陳腐化している分だけ慣れもあるのに較べて、この手の中世的な蒙昧さに対しては、なかなか許容し難いというのが正直な心境だな。
薔薇の名前レーズスフェントといった先行作品のパターンを踏まえるなら、こういう場合は“ガス抜き”として、読者が感情移入できるような、現代人的な価値観を有する(=それゆえに、その世界の“常識”からすれば異端な)感覚を持ったキャラを配することが有効なんだろうけど、この作品の場合は風太の視点を挿入することになるのかね? しかしまだ序盤であることを考えれば、このエピソードに関しては鬱ENDで終わらせる気なんじゃないかと不安…。

裸者と裸者
やってる事は前シリーズと大差ないはずなんだが、メインキャラが女の子に変わっただけで、えらく印象が違う(笑)。まぁ個人的に、あまりフリーダムだったりアバンギャルド過ぎるヒロインは好みじゃない(←例:ブラックラグーン)ので、これも俺の嗜好に合致する可能性は低そうだけど…メガネっ娘のハロウィン魔女コスは、おそらく今回限りだろうし(笑)。

天にひびき
ひとつの曲を自分のモノにするまでには、相当な労力を費やさなければならない…という話。

AGEHA
キノコと言えば。確かにスーパーマリオだわな…しかしプレイした事がないので、分からないネタが多いんだよ。

ナポレオン~覇道進撃~
ここしばらく断片的なエピソードが続いたので評価しづらいものがあったけど、ようやく事態が一点を目指して収束する傾向を見せ始めたことで、全体像が把握できるようになった感じ。
「カエサル(中略)とボナパルトの比較」の時点では時期尚早という様子だったが、今回の一件で(ナポたちの世論工作はあったにせよ)ずいぶんあっさりと帝政に賛成する声が大きくなったのね。
フーシェは相変わらず子煩悩で、息子の危機を救ってくれたスルトには素直に感謝するのかと思いきや、一方でひどい呪いをかけていたという…。そのプレゼントされた名画を見て、自分のボロ家や調度品とは不釣合いであることに苦悶するスルトは、これまで登場した元帥ズとは異なるタイプの変態だな(笑)。
その一方で、フーシェがビクトルを(顔は覚えていたのに)あっさりスルーしたのは意外に思えたけど、何やら意味深なセリフもあったし、後から回りくどい方法で復讐するつもりなのかね? ビクトル自身は、軍隊に戻るしか選択肢が無いという状況なので、これで第1巻(アウステルリッツ編)につながる下地は整ったようだが。
単行本第3巻のカバー下に続いて、本編でもサンソン親方が再登場…つーか、この頃でもまだギロチンの需要があったのか。
決闘で決着をつけようとするミュラがカッコいい。子供を守ろうとした前回から、なんだか高評価が続いているような…と思ったら、決闘の理由は(子供を殺されそうになった事じゃなく)自分のツラを潰されたことにムカついたからだとか、やっぱりダメだこいつ(苦笑)。

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