月曜日, 9月 24

アフタヌーン11月号

ようやく涼しくなってきたので、あまりHDDの熱負荷を気にせず、昼間からPCを連続使用できるようになった。そんなわけで昨日も、夜勤明けで帰宅すると直ちにPCを起ち上げ、そのまま英雄伝説2をブッ通しでプレイ…もちろん途中で仮眠を取ったり、友人との飲み会に出かけて中断することはあったものの、それ以外の時間は全て攻略に費やし、なんとか第2章のボス戦まで到達。
ところが、このボスが強いのなんの…補助呪文で味方の攻撃力と防御力を上げまくるなど手を尽くしてみたが、一向に倒せる気配が無い。上述したようにHDDの熱不可を心配しなくても良くなったので、9時ごろまで粘った(←ちなみに夏場は、深夜電力モードが終了する7時に切り上げていた)ものの、そこで断念して布団に倒れこんだ。
で、目を覚ましたのは、午後3時を過ぎてから。新たな戦術を思いついたので、さっそく試そうとPCを再起動してチャレンジしてみたが、やはりうまく行かず、その後もアレコレと試行錯誤を繰り返した末、ようやく午後5時ごろに勝利。しかし、そろそろ出かけなきゃヤバい時間なので、ちょっとだけ見るつもりで歩き回った第3章は、とんでもない事になっとるな…パーティーメンバーが半減している状況とはいえ、そこいらを徘徊している雑魚モンスターにさえ丸っきり歯が立たないとか、一体どーすりゃいいんだ!?

それはさておき、立ち読みの計画についても別の問題が…。先日おこなわれたiOSのアップデートに伴うアプリの不具合なのか、DraftPadに打ち込んでFiles XTで変換した文章を、i-FunBoxtxtファイルとして開くことが出来なくなったのである…Wi-Fi環境のない我が家では、iPadからケーブルを直結──すなわちポメラ方式──でPCに文章を送っていたのだが、それを封じられてしまったワケだ。
こうなると“D書店で立ち読みを終えた後に、帰りの電車内で文章を打ち込む”という従来のスタイルを用いることができないため、やむなく今回は、代わりに自宅近くのV書店でアフタヌーンを読むことにした。

げんしけん
最後まで鼻毛ネタで貫き通すあたりが、班目らしいと言うか、あるいは限界と言うべきか(笑)。まぁ気持ちもスッキリしたうえに、滅多に見られない咲さんの乙女モードまで鑑賞できたんだから、満足すべき結果だわな。

天地明察
もうね、ページをめくるごとに「ああ、建部のジィさんが亡くなるんだな」という感覚(←それは“予感”ですらなく…でも“確信”と言うほど強固なモノでもない、穏やかなうちに少しずつ死を受け入れていく、ある種の悟りとでも言うべきか)が次第に強まって、読み進めるのが辛かった…(合掌)。
しかし「約束である1年を過ぎても、待っていてくれるような気がする」というのも、依存ギリギリの信頼だなぁ…エンタメとしては美しいが、リアルだったら怒られそうだ(笑)。
それと、新たな設問はいつの間に完成したんだよ(笑)…もうワンエピソードぐらい、考えるor思いつくまでの描写を挟むかと思ったので、意外だった。まぁ問題の中身とセットで、実際に出題される時に描かれるのかも知れないけどね。

臨死!! 江古田ちゃん
ほんの冗談であっても、イスラムをネタにするのは危険すぎると思うのだが…果たして作者は大丈夫だろうか?
それ以外にも、今月は秀逸なネタが多かったな…「その話、前にも聞いた」ネタなんて、つい昨日の飲み会でリアルに体験したばかりだし(苦笑)。
この作品としては、やや異色という印象を受けたコスプレネタは、あまりにも怪しげな見た目(←顔面に網タイツとか、全身に黒タイツとか…笑)のバカバカしさに、思わず大笑いしてしまったよ。それに対し、見た目のインパクトで笑わせる点では共通しているものの、表情筋ネタ──とくに3コマ目の顔──は“いかにも江古田ちゃん”と思えるダメっぷりで、こちらも可笑しい。だが、電車が満員であることにかこつけて股間を見せつけようとするエア痴漢は、イヤすぎる(泣)。

ヴィンランド・サガ
奴隷生活のせいでトルフィンの勘が鈍ったのじゃないとすれば、これまで出会った相手の中で一番ということは、つまりアシェラッドやトルケルよりも強いって事かよ…どんだけー!?

今日のユイコさん
単行本発売記念として、巻中カラー。色を塗った経験なんて、あまり無さそうなのに(←根拠のない憶測)ずいぶん手堅くこなしたように見える…キャリアが長いにも拘わらず、一向に上達する傾向が見えない某ベテラン少年マンガ家や、並みの少女マンガ家(←これまた、大して知らないのに偏見)よりも、明らかにマシだし。
ところが色塗りに問題がない分、キャラデザの粗さが悪目立ちしてしまったのは、痛し痒し…(苦笑)。キャラ作画に関しては、どちらかというとモノクロページのほうが安定しているように見えたけど、普通は(印刷スケジュールなどの関係で)カラーページから先に手をつけるから、時間的に余裕をもって描けるんじゃないの?

リマスターズ!
前回に引き続き、ライバルチームとの対決。(じつはヘタクソなのがバレないように)演奏とは無関係の方法で勝負しようと持ちかけた挙げ句に敗れる──敗因は、股間にギターの先端部を仕込まれた事…って、ぜんぜんクールじゃないだろ(笑)──とか、ひたすら機械的な正確さだけを要求される音ゲーは、本気で音楽を志す人間にとっては意外と不向きなのかも…とか、今月も絶好調で、この展開に持ち込んだのは大正解だったと言えよう。

勇者ヴォグ・ランバ
ここまで来ると、SFというより政治シミュレーションの要素が色濃いな…まぁ、そんなこと言い出したら、銀英伝あたりも“スペオペの皮をかぶった政治・軍事シミュレーション”ということになるけど。
いろいろ言いたいことはあるが、一言でまとめるなら、(人間の所業として不可避的に生じるであろう)失敗・欲望・怠惰さといったマイナス面を有する不確定要素について、過小評価しているのでは無いかと…もちろん、この手のシミュレーションは基本的に理論──悪く言えば、机上の空論──に終始しがちなモノではあるものの、今の(とくに、311後という)時代にあっては、そういった要素を無視して、巨大な近代社会システム全体を管理・調整できると期待するのは、いささか能天気というか、リアリティに欠けるというか…。
まぁ虐殺器官ハーモニーの結末、そして本作のペインフリー体制は、現代社会への諷刺あるいはアンチテーゼとしてのディストピアを描けば良かった(←言うなれば、現政権を批判するだけで済む野党のような無責任さ)のに対し、今回ここで議論されているのは、そのディストピアの到来を阻止するための対案であり…それは必然的に、政権を担う政党としての責任を伴う(=耳触りの良い野党案に対抗できるだけの説得力があり、なおかつ具体性・実現性も有する)ようなモノでなければならないから、大変なのも仕方ないけど。

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