金曜日, 12月 23

テルマエ・ロマエ 第4巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、D書店にて購入。今月は豊作なのに購入ペースが遅れており、しかも角川系コミックのお約束としてガンダムさんまでフライング発売されていたという、まさに選り取りみどりの状態だったが、とりあえず一番おもしろそうなコレを選択。
オビでは実写映画版の告知に加え、ノイタミナでのアニメ化についても少し触れていたが、“アニメ化決定!”ではなく“決定!?”となっているあたりが、「じつはDLE製のフラッシュアニメ(しかも、わずか全3話)なんです」という真相を暗示していたんだな。

作者自身が「連載が当初予定していたよりも長くなってしまった」と述べていたし、ネタ切れに伴う路線の変更は、避けられないところだったんだろうな。
しかしルシウスが日本に長期滞在することになるのはともかく、まさかヒロインキャラを登場させるとは思わなかった。しかも古代ローマの知識に精通し、ラテン語までぺラぺラというチートスぺックの持ち主って…まぁご都合主義と言ってしまえばそれまでだが、効率的に話を進められるメリットを勘案すれば、これぐらいは大目に見るべきだろう。
トリビア的な面に関しては、「古代ローマにおいて、もう少しで電気による動力が発明されていた可能性があった」という話には驚かされた。あと細かいことだけど、第1話でルシウスが訪れたのは、現代じゃなくて70年代の日本だったのね…確かに言われてみれば、ああいう銭湯は今どき、田舎でも残っていないかも。

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