水曜日, 11月 9

サンデー&マガジン

今日は泊まり勤務なので、スーパー遠征は不可。というわけで出勤前にコンビニへ出かけ、ATMでカネを引き出すついでに、サンデーマガジンを立ち読み。
また、米のストックも残り少なくなっていたので、近場のスーパーを何軒か覗いてみたが、いずれも10kg3000円超えという高値だった(←新米の時期であることに加え、原発事故の影響もあるんだろうなぁ)ことから、ひとまず保留。

銀の匙
表紙&巻頭カラー。秀才(努力)型の八軒としては、天才(←さほど努力せずに、何でもこなす)型の兄貴を毛嫌いする気持ちは分からないでもない(笑)。
まぁそれでも、父親に反感を抱いているという点では兄弟で一致しているようなので、おそらく物語の終盤に訪れるであろう父親との対決の際には、八軒の味方になってくれる…はず。
兄貴は、天才といっても完璧超人タイプではなく紙一重タイプだな…料理の才能の無さは致命的だし、ラーメン屋の店主に(遠回りに)クビ宣告されたことにも気づいてないし。しかし、東大を辞めた理由が「ラーメンを作りたくて」という件も、そういう“天然な性格だから”だけで済む話なのだろうか? 深読みすれば(意識してか、無意識かは分からないが)、とりあえず何でもいいから、父親の指図に逆らう口実が欲しかった…とも勘繰れるような。

ハヤテ
すがすがしいほどの正論。こういう考えを最後まで信じきって、努力することをあきらめなかった者だけが、本当の成功者になれるんだろうなぁ…もちろんその裏では、同じように努力しながら報われずに終わった失敗者たちが、屍の山を築いているわけだが(苦笑)。
そしてBS
>カユラがスゲー可愛いです(中略)気が付いたら服を脱がせてましたよ……
変態だー!!

電波教師
次回から理事長娘の学園が舞台になるのなら、今回まで舞台だった学校や登場キャラ(←妹と理事長娘を除く)は、お役御免? そんな急ぎ足の展開に、頭を追いつかせるのが大変だったせいもあり、ネットで騒がれた件についてはアッサリ読み流してしまった…事前に知らなければ、そのまま記憶に残ることもなく終わっていたかも。
この件に関連して、まず思いだしたのはハヤテの同人誌編だが、どちらもサンデー作品というのは単なる偶然だろうか? 大ヒットと呼べるような作品に恵まれず、売り上げ冊数の減少が止まらないことで、サンデーの編集者や作者は絶えずプレッシャーに晒され続けているうちに、我知らず売り上げ至上主義的な考え方に染まってしまったとか。あるいは逆に、そういった有形無形の圧力に対する反発から、「作品の良さは、売り上げで決まるものじゃない!」と訴えたくなったとか?
まぁ社会人の仕事である以上、売り上げ(ノルマ)的なモノに追われる宿命から完全に逃れるのは難しいだろうけど、そういった舞台裏の事情を客に見せないよう心がけるのも、仕事上のマナーじゃないのかと。といっても近ごろは、業界の事情を知りたがるオタクの需要(←最近なら、声優関連のスキャンダルとかも、この流れだろうな)もあるようだし、それに応えたという面もあるのかもね。
もうひとつ思い出したのが、これまたハヤテ「ときめもファンド」事件だな。作品名(あるいはキャラ名やセリフ)を出す程度なら、単なるパロディということで、現場レベル(←作者か、それに近い人間)の馴れ合いで済せられるのかも知れないけど、金銭がらみのネタになると企業レベルでの問題に発展しかねないから、扱いは慎重に…などという教訓は得られなかったようで。
…あまり触れないでおこうと思っていたのに、ずいぶん余計なことを書いてしまった。さて本編の評価だが、前回と今回で、だいたい作品の方向性は見えてきた気がする。
オタ向け要素が多く含まれていたせいで、ハヤテ神のみのような(不快な要素やキャラを完全に排除した、オタにとってのパラダイスを描いた)作品と同系列かと思いきや、どうやら早計だったらしい。学校生活や人間関係などのリアルでヘビーな要素とか、不快なキャラが容赦なく描かれる、今井哲也あたりの作品に近いポジションだろうか? 
オタ向けのネタも、それ自体が売りというより、たとえば(ブラックなギャグを大量投入することで、本編の鬱展開の重さを和らげようとした)ハーメ
ルンのバイオリン弾き
のように、中和剤のような効果を期待しているのかも。
ともあれ、新展開(←つーか、ようやく本筋)となる次回が、正念場だろうな。

上記の、同人誌編が収録されている(はずの)ハヤテ最新・第31巻はコチラ。


同じく「ときメモファンド」事件の元となった、読み切り版ハヤテが収録されている(←例のセリフそのものは改変されてるけど)公式ガイドはコチラ…って、まだ在庫があったことにビックリだ。
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