日曜日, 7月 10

ニュータイプ8月号

昨日から今日にかけては、2日連続で予備シフト。充てがわれたのは、ただでさえ疲労する泊まり勤務…しかも今日のように暑い日には、日中は職場で過ごしたほうが涼しいわけで、あまり嬉しくない巡り合わせと言える。
いちおう明日は遅出勤務なので体力を回復する余裕はあるはずなのだが、今日と明日のうちにアニメ雑誌を2誌とも立ち読みしてしまおうということになれば、そうも言っていられない。
まだ今期が始まったばかりで、例によって新作の消化は遅れ気味、なおかつ視聴打ち切り判定がほとんど進んでいないという状況では、余計なページまで目を通したりネタバレを食らう恐れがあるから、なるべくなら読むのは先送りにしたいところ。
しかし今後しばらくは勤務日程が立て込むため、余裕がある今のうちに読んでおきたいのと、ネット注文していたエロマンガが今ごろ到着したせいで、できるだけ早く回収する必要がある…というのが、立ち読みを急ぐ理由である。
というわけで日が暮れた後、近場のS1書店へ。

だが幸い、表紙&巻頭特集はあの花で、続いて青エク、日常と、読み飛ばせる記事が多くて安心…ただしFate/Zeroという、意外なところでネタバレ食らったのは予想外だった(笑)。そうか、ウェイバーは成長してしまうのか…ずっと愛すべきヘタレのままで、コメディリリーフに徹して欲しかった気もするけど、どうせならイスカンダルに認められる形で最期を迎える(←ネタバレはともかく、死ぬのは避けられないだろうと予測)というのも、けっこう泣けるシーンになりそうだから、それはそれで良いかも?

さすがにBD売り上げが振るわなかった実情を受けて、日常のプッシュは収まったかと思いきや、読者投稿&イラストのコーナーで大々的に取り上げられていた…まぁ実際に、あまりBDなどを買わない(グッズの購入や、雑誌への投稿で満足するような)層には受けているのかも知れないけどね。
代わって角川補正でクローズアップされていたのがBLOOD-Cだけど、こちらも(開始早々にして)死臭が漂っている気がするぞ(笑)。
あとは、いちばん後ろのページに掲載されていたラノベ系新作特集ぐらいか…ラノベといえば必然的に角川の関わる作品が多いわけで。といっても僕は友達が少ない(MF文庫)は例外か。

Recommendationでは、育児経験者(←と言っても、ほとんど母親任せだと自虐的に語っていたが)の視点から「子供というのは、すぐに騒いだり走り回ったりする」と、うさぎドロップにおける描写のリアルさが注目されていた。
それには同意できるものの、だからこそ購入意欲に直結しないというのも皮肉な話だ…もっと安直に(=リアリティとか無視して)女の子のかわいらしさに萌えられる作品のほうが、頭をカラッポにして購入決定ゾーンまで突進できるんだよねー。
あと、同様にキャラデザもリアル系というのが、マイナス要因になってる。別に主人公をイケメンにしろとは言わないが、生活感が漂ってくるようなリアルな絵柄だと、観ているこっちも現実に引き戻されて、作品に没頭できないんだよ!(笑)
りんについても、ひと目見て「かわいい」と思えないキャラデザだからこそ逆に、たまに言動それ自体ががかわいらしく見える時があるという効果を狙っているんだろうけど、それって基本的にはハイリスクな手法であって、あまり売れ筋を意識しなくて済むノイタミナ枠だからこそ許された(←しかも、あの花がヒットして余裕あるだろうし…もしフラクタルの直後だったら、ストップかかってたりして)企画じゃないかと。

同じくロウきゅーぶも、キャラデザに違和感あり。スポ魂パートは手堅い方向に徹しているんだから、キャラデザもそれに合わせて、もう少し控えめにした方がバランス良かったのでは? せめて髪の色をあんなカラフルにせず、黒~茶髪ぐらいの現実的な色彩にとどめていれば…(←それだと、単なる“ロリけいおん”になる気もするけど)。
反対に、キャラデザで好印象だったのがクロワーゼNo.6。前者はキャラデザだけでなくストーリー展開も地味っぽい(←まぁ佐藤順一だし)が、もうちょっとエンタメ要素が加われば化けるかも? 
後者は、主人公の年齢が16歳というのに驚いた…見た目だともうちょっと若くて、ぎりぎりショタの範疇に含まれるかと期待したのに(笑)。まぁ“見た目は幼女、実年齢は数百歳”という吸血鬼もいることだし、そこは外見を優先でいいか。

キャラ人気投票は、男性部門のトップが青エク主人公。それをTIGER&BUNNYの主役コンビが追走しているなど、比較的順調に春クールの新顔へのシフトが進んでいる模様。
対して女性部門では、新作票の多くは1位のめんまに集中している反面、けいおん勢や冬クール作品(まどか勢およびシャル)といった古株が残っており、萌えオタ票は明確な行き場を定められなかったように見える…めんま票は、作品そのものに対する(萌えオタとは異なる層の)支持じゃないかっていう気がするんだよね。分かりやすい萌え系だったのは、ぎりぎりランクインしていたアリアぐらいか。

やや唐突だったのが、Facebookを(公式サイト、Twitterに続く)第3の宣伝ツールとして用いることはできないか?という提案。公式サイトがストック、手軽さとタイムリーさに長けるTwitterはフローの性質を持つのに対し、Facebookはその中間に位置し両者の性質を併せ持つらしいけど、どうも“帯に短し襷に長し”という印象だな。
「海外に比べて、日本での普及は遅れがち」と言われているだけあって、開設したところ海外からのアクセスが圧倒的だった…という実例が紹介されていた。ならば今だに海外市場への夢を捨てきれないGONZOあたりが、ぜひ試してみるべきだな(笑)。

ゆうきまさみは、とうとうPS3を購入してBD再生環境を整えたそうな…この裏切り者め! 再生できないBDを、ひたすら本棚に並べ続ける同志だと思っていたのに(笑)。
こっちは、震災のあと大画面テレビを買う気が萎えたことに加え、マンションと契約しているケーブルテレビがデジアナ変換サービス(=2015年まで、現行のアナログ視聴システムで地デジ放送を受信できる)を実施してくれたことにより、デジタル対応を急ぐ必要がなくなったので、当面は見送る予定…にも拘わらず「なんで銀魂はBDで出さないかねー」とか文句言ってるんだから、我ながら矛盾しているな。

全般的に、最終回および春からの継続作品に比べると、夏クール新作の記事はあまり印象に残ってないな…まだ始まったばかりで、せいぜい様子見という程度の評価だから、適当に流し読みするしかないんだよね。おかげで、ネタバレを警戒する必要も無かったわけだが。
別冊付録のEVANGELION ENDLESS SUMMER BOOKは、実際のところ関連グッズのカタログに近く、記事のたぐいは皆無に等しかった。

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