月曜日, 6月 14

アニメージュ7月号

今日も有休なので、昼過ぎから図書館に出かけてアニメージュの立ち読み。時間に余裕があったのでじっくり読むことができたものの、コラムの連載が終了したせいで、アニメージュらしいと思えるページは少なくなってしまった印象。

銀魂は、高松監督いわく「次に劇場版があったら新選組が主役」との事だが、仮に新選組動乱篇だとしても、紅桜篇ほどには盛り上がらないかもなぁ…いや好きなんだけどね。
劇場版の新規作画の半分はテレビ版の経験がないアニメーターに依頼したそうで、腕のいいアニメーターは得てして多忙だけど「銀魂ならやりたい」との声もあったとか…偉くなったな、銀魂。

ハガレンは、主役コンビと原作者の三者対談。ただし原作最終回のネタバレ禁止のため、特に目を惹くような内容は無し。

演出家座談会は、それぞれの最新作がBASARA、文学少女、オカルト学院という顔ぶれなのであまり興味を持てなかったが、業界の裏事情としては面白いネタもあった。
「業界に入る前に、バイトで100万ぐらいは貯めておけ」という忠告は、リアルすぎて笑えないよ。あと「制作進行に回されるのがイヤで、敢えて自動車の免許は取らなかった」という話は、目からウロコだった。漠然と「就職するなら免許は必須」と思い込んで、乗りたくもないのに教習所に通いまくった(そしてさんざん苦労した)身としては、そういう世界もあるのだなぁ…と。

「この人に話を聞きたい」はFROGMAN。初期の作品を島根の田舎で作った際、農薬を撒く音やらセミの鳴き声やらの騒音を遮断するために、布団をかぶってアフレコを行なったとか…それも女性役の人と!(←「一緒に布団に入った仲」って、おい)
初期作のDVDは販売から発送まで全て自分の手で行なったそうで、「口座の金額が増えていくのが楽しかった」って、なんか意地汚いな(笑)…まぁ俺もそういうのに喜悦を感じる性格だから気持ちは分かるけどさ。
しかしDVD販促のためTVシリーズを劇場で一挙放映→客入りが良くて、劇場の人から声をかけられる→半ば冗談で「映画化決定」と言ったら、ほんとに実現…って、嘘みたいなサクセスストーリーだな。もちろん、ノウハウが無い中での手探り制作だとか、時間が足りないとか、いろいろ苦労はあったらしいけど。
あかほりや黒田の経歴を知ってか知らずか、「他人よりも早いペースで作品を作り続けてきて、恐らくネタが尽きるのも早いだろうから、なるべく早いうちにプロデューサー業に移行したい」という冷静なビジョンを持つのはいいんだが、適切な単語が思い浮かばなかったからといって「ハイパーメディアクリエイターになりたい」というのは不吉だぞ(笑)。

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