火曜日, 10月 27

月末進行・10月編(VS電撃大王)

今日は夜勤明け。あまり眠気を引きずっていなかったつもりだが、帰りの電車でグッスリ寝込んだり、昼過ぎに布団にもぐりこんだ時もすんなりと寝入ってしまえて、しかも起きた後は頭も身体もスッキリという絶好調ぶり。いつもこう上手く行けば良いんだけど、偶然に支配される面が大きくて安定しないんだよね。
そんなわけで珍しく、家を出たのは陽が暮れる前だった。さて、入荷数の少ないコミックガムが売り切れてしまわないかという不安はあるものの、最近はD書店にばかり負担をかけ過ぎの傾向があるので、今日はまず先にK1書店へと赴く。アフタヌーンと少年エースがシュリンクされていた事や、今月号には付録アリということを踏まえて可能性は低いと予測していたのだが、意外にも電撃大王を立ち読みすることができた。


うーむ、こうして改めて見るとストラップ可愛いな。スルーする前提で立ち読みしたのに、今さら欲しくなってきた(笑)

レールガン
独りきりのハードワーク(破壊活動)に疲労困憊の主人公。こういう時は、かつてのライバルキャラが協力してくれるのがパターンのはずなんだけど、この作品の場合は思い当たる奴がいない…知り合いの知り合い(上条さんのバトル相手)はどうなんだろ? シリーズの時系列が良く分かってないんだけど、まだ出会う前なのかね? あるいは、本命アクセラレータと再戦するもやはり敵わず、ギリギリ追い詰められたところで助けに来てくれる役とか?
現状、アニメのほうもコミック版+αの面白さなので、ネタバレを気にせず読めるのが嬉しい。
ガンスリ
以前に本スレで指摘された「高名な弁護士なのに、警護役が付いていないのはオカシイ」というツッコミに対して、フォローが入ったな。鐘楼占拠事件のツッコミどころについても単行本では色々とフォローされてたし、もしかして作者はスレを監視してるんじゃないか?(笑)
この事件がきっかけでエンリカも籠絡されるんだろうけど、仲良くなった2人に悲劇が待ち受けることを知る身としては、切ないものがある。
こいこい★生徒会
ブラコン+ツンデレの最強妹が登場。しかもかぶり物まで付いてて、オレ的には堪りませんよ(←かぶり物フェチ)。けど反面、こうやってキャラ萌えで釣る以外の魅力に乏しいのも事実で、東浩紀がいれば真っ先に槍玉に挙げるであろうタイプの作品であることは想像に難くない。
大奥チャカポン
確かに「この絵柄なら洋装のほうが似合うんじゃね?」みたいな意見を書いた覚えはあるが、あのコスプレ衣装は安易すぎるだろ…できれば、もうちょっとセンスのいい服を頼む。「賄賂受け付けます」「最低だー!」の流れは面白かったけど。
でじぱら
シーテックのレポート…って、その名前すら初耳なド素人でスイマセン(笑)。不況の影響やら何やらで、目を引くモノは少なかったらしい。そんな中、各社こぞって3D技術に力を入れているようだけど、簡単に移行するとも思えんから、あまり業界の見通しは明るくなさそうだな。かと言って、開発と投資を怠れば生存競争から脱落するだけだろうし、血を吐きながらマラソンを続ける以外に道は無いか。
もう一つの目玉だったのが、東芝のCELL REGZA。確かにスペックは圧倒的なようだが、費用対効果で考えると、なかなか実際に購入しようとは思えんなぁ。将来的には、手の届くレベルまで値下がりするのかね?

さて、K1書店に行くのを優先したのは、立ち読みの代償として「ファントマは哭く」を買える見込みが高いという計算もあってのことで、結果的にそれは正しかった。図書館で予約したSFマガジンは未だ届かず(もう次の号さえ入ってる時期なのに!)、「虐殺器官」も読み終えてしまったため、通勤電車での新たな暇つぶしアイテムを早急に入手する必要があったのである。
“いま太陽系には、四種類の知性体がいる”(←オビ文より)・・・って、増えてるー!?(ガビーン!)
せっかく表紙は緒方剛志なのに、人間キャラを描かないならほとんど意味ないじゃん! SF小説の表紙って、なんで地球とか宇宙とか宇宙船とか似たような(しかも地味な)絵が多いんだろね? 萌え系ラノベ、あるいは大昔のB級SF映画(ビキニスーツ美女とカニ型エイリアンみたいなイメージ)のような表紙にしろとは言わないけど、何かしら興味を惹く題材を描かなければ、まず客の目に留まることすら難しいだろうに。
試しに、人類補完機構シリーズの表紙を並べてみる。

やはりマンショニャッガーの異質さは、ひときわ目立つよなぁ。少なくとも、宇宙だの惑星だの無個性な題材を描いて、他作品の山の中に埋没するよりマシのはず。AADDシリーズの場合、せっかくストリンガーという格好の題材が登場するのだから、これを使わないのは勿体ないぞ(前巻で正体が明かされたんだから、今さら隠す必要もあるまい。「ただの大ナメクジの絵で客が呼べるのか?」というツッコミはさて置き)。
ストリンガー大使のエピソードはSFマガジン掲載時に読んだから、今回は読み飛ばしたいところだったけど、昔のことなので記憶が曖昧になっているのと、この本の中ではプロローグという位置づけなので本編部分との関連づけが無いか確認しておくべきだろうと考え、けっきょく最初から読み直すことにした。

0 件のコメント: