月曜日, 5月 4

#21 俺はゲームウォッチ派

パックマンやディグダグは当時ゲーセンで狂ったようにプレイしまくったけど、ドンキーコングにはそれほどハマらなかった。その代わりゲームウォッチのほうは、ボロボロになるまで遊び倒したっけ。
駄菓子屋ゲーセンではクレイジーコングのほうが多かったように記憶してるけど、やはりデッドコピー基盤はオリジナルよりも安かったのだろうか?

そんなわけでスーパーマリオ区画からのワープ先あとひとつは、ドンキーコング区画に決定した。マリオと言えばドンキーコングだし、アイテムにHammerが登場する点も好都合。Caveの関係上、Level.5と7が候補地だったが、火の玉役(Izijuta)のいる後者が適当と判断した。
全4面のうち、25mは緩やかな傾斜の再現が困難なのでパス。100mは「ボルト抜きの代わりに、人面石をMattockで掘らせたらどうか」と考えたのだが、その先のアイデアを思いつかなかったので断念し、残る50mと75mを採用した。


Level.7左上および左下エリア(左上より、穴6・63・72・穴4▲・店71・70・50・56・61・71・60・73・07・51・店69・64・00・55・62・寺・53・穴6・01・46・04・05・45・06・34・43・02・42・14・15・17・16・12・36・30・11・31・23・26・20・27・21・57・病)



右上および右下エリア(72・店70・65・75・66・76・71・74・54・穴11▲・73・52・64・03・62・53・穴6・05・10・43・02・41・44・47・17・16・24・13・40・11・31・32・35・穴4・33・27・21・37・22・25・57・病・穴4・店72)


店71・・・HANNIBAL'S SHOP(ハンニバルの店)
店69・・・SHOP 50M(ショップ50M)
店70・・・SHOP 75M(ショップ75M)
店72・・・THE STONE-LIKE OBJECT(石のような物体)


改めて元ネタについて検索してみると、忘れていた事や知らなかった事が多々あった。ファミコン版では50mが省略されていたなんて事、すっかり忘れていたよ。単に容量の問題なのか、ベルトコンベアの再現が困難だったのか…?
本作では障害物とベルトコンベアを兼ねて、すべり台を配置。それにしても、あの障害物の中身はいったい何なのだろう? 当時は「皿に盛られたカレーのようにも見えるけど、じつは触れただけで死ぬからウンコに違いない!」などとアホな想像をしていたっけ。
マップデザインは元ネタの完全再現を目指したので、上段の床のほうがハシゴよりも上にある状態になっており、普通のxanaduルールに基づく移動では床の上に上がることができない
そこで、スタート地点のすぐ近く(元ネタではレディの落とし物のひとつ、ハンドバッグがある場所)にSHOPを配置した。ここで購入したMantleを使うことで、床の上に這い上がることが可能になる仕掛けである。

【SHOP 50M】 (ショップ50M)
A:50-Mattocks500000-Gold
B:50-Mantles2500000-Gold
C:50-Mirrors50000-Gold
How high
can you try?
あなたは、どの位の
高さまで行けますか?









SHOP名にちなんで、取り扱い商品は全て頭文字Mで統一。価格および個数も50単位とした。

また75m側でレディが捕らわれている場所にも、同じようなSHOPがある。
【SHOP 75M】 (ショップ75M)
A:MurasameBlade750000-Gold
B:75-Mattocks750000-Gold
C:75-Mantles2750000-Gold
D:75-Mirrors75000-Gold
How high
can you get?
あなたは、どの位の
高さまで行けますか?










こちらも75単位で統一されているが、Mantleが少し割安であり、MurasameBladeが加わっている分だけSHOP 50Mよりもお得である。その反面、辿り着くためにはWinged-bootsかLadderが必要。
ここがドンキーコング区画の実質的なゴールとなる。ただしこの区画は完全に閉鎖されており、脱出するには購入したばかりのMantleを使うしかない。

今回の検索で得た豆知識のひとつが「ドンキーコングには新旧2つのバージョンがある」というもの。旧バージョン(ワープなどのバグあり)では、各面スタート時のメッセージは“How high can you try?”なのが、新バージョンでは“How high can you get?”に変更されているそうで、さっそくSHOPメッセージとして利用してみた。

レディの落とし物(ハンドバッグ、帽子、パラソル)の代用は、女性が身に付けてもおかしくないアイテムを…と考えたのだが、Pendant、Demons Ringと、あとひとつが思いつかない。
ならばHammerとそろえて、能力値アップ系のアイテムでまとめる事を優先しようと決断。Pendantは残して、Holy Bible(遠目に見るとハンドバッグに似ていないこともない?)とBoots(同じく帽子に以下略)を配置した。

75mのマップは、床の長さまで元ネタを完全再現した。エレベーター床の高度は、何も考えずに最初に決めた位置が絶妙で、みごとにショートカット(当時は「3段跳び」とか「2段跳び」と呼んでたっけ)を防止していると分かったので、そのまま確定。
しかし最上層にいるコング(のつもり)のデザインだけは、例によってヒドいものに…。


Level.7塔内マップ

Level.7(ドンキーコング区画を除く)のキモは、外世界にある塔の外観と、実際の塔内の錯綜にある。塔内が縦方向の8部屋をワンセット(無限ループ)とするのに対し、外世界では横に並んだ塔の同一階層の入り口がそれにリンクしているのだ。
具体的に言うと、最初の8部屋のうち7部屋は、外世界の塔の第1層それぞれとリンクしているのだが、残る1部屋だけは第3層(=2つ上がる)のひとつとリンクしており、そこから外世界に出て第2層へ飛び降りる(=1つ下がる)ことで、第2層に属する次の8部屋のループへと進むことができる。
これを繰り返し、1つずつ階層を上がりながら最上層を目指すわけだが、塔内も外世界(塔の入り口周辺の地形)もひたすら特徴に乏しい造りになっているので、マッピングには苦労することが予想される。

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