土曜日, 6月 11

ニュータイプ7月号

今日は早出勤務。昨日が遅出だったので少々つらかった──あやうく始発電車に乗り遅れそうになったし──ものの、いざ出勤してしまえば休憩時間も多めのシフトだったので、とくに問題なく乗り切ることができた。
明日の泊まり勤務は待機シフト確定だから、気分的に楽だったこともあるな。だけど今日はもともと予備シフトだったのに、ついうっかり早出勤務を(拒否する権利を行使せず)引き受けてしまったのも、明日は楽勝だと油断していたのが原因…以前にも同じようなミスをやらかしたはずなのに、まるで学習していないというのが情けない(苦笑)。

それはともかく、帰宅後に仮眠を取ったことで体調も万全。目が覚めた後、なにげにPCでスーパーのチラシをチェックしたところ、本日限定で洗剤の安売りセールが実施されていることを確認し、急いで出かける。すでに陽が暮れていたので売り切れているかと心配だったが、なんとか残っており無事にゲット。
そしてそのまま、アニメ雑誌を立ち読みすべく、自宅をはさんで反対方向にあるS1書店まで引き返す。幸い、ニュータイプだけは封印されていなかったので読むことができたけど、仮に両誌とも立ち読み不可能だったなら、そこからさらに別方向にあるO書店まで足を延ばすハメになっていたところだった。

今月号から、誌面構成の一部が変更になったらしい。巻頭特集は、やや自社作品偏重の傾向か? まぁ強豪がひしめく今期にあっては、ヘタすると日常(←表紙&トップ)ですら埋没してしまいがちになるから気持ちは分からんでもないけど、もうデッドマン・ワンダーランドぐらいになると「あきらめろ」としか言えん(笑)。

F.S.S.も、今さら新規のファン層を開拓できる望みは薄いと思うが、やらないわけにも行かないんだろうなぁ…まぁニュータイプという雑誌の意地を見せたと肯定的に捉えられないことも無いけど、一方でガンダムAGEの発表がニュータイプでもガンダムエースでもなくネット上で行われる(←情報漏洩の件はともかく、公式の発表もネット配信)という状況を見れば、雑誌の力も弱くなったと認識せざるを得ない。
また出﨑統の追悼記事についても(もちろん記事それ自体の価値は何ら否定されるものではなく、純粋にタイミングの問題ではあるけど)、昨日川上とも子が亡くなったニュースを聞いた後では、もう遠い昔のことのように感じられてしまうのは事実。
まぁ俺が物心ついた頃すでに作品を作っていたような大御所については、「歳の順に死んでいくのは自然の摂理だ」と納得することもできるけど、ほぼ自分と同年代の人間が亡くなるというのは、やはりショックが大きい。

ノベライズ版DOG DAYSの連載は、今月で最終回。続きは単行本で…ということだけど、相変わらずアニメ版準拠で目新しさに欠けるようだし、そもそも“あの”アニメ版を見たうえで、さらに深く作品を理解したくなる奴が多いとは思えんぞ。恐らく放送が終わって夏クールの新作が始まったら、早々と存在を忘れ去られるようなレベル…その意味では、今月中に店じまいという決断は極めて正しいな(笑)。
そして代わりに、BEATLESSなるオリジナル小説が新たに連載開始。さすがに立ち読みする気力もない(←そこまで面白そうにも見えなかったし)ので、読み飛ばしたけど。そのBEATLESSと同じキャラデザによる、ノイタミナ枠の新作として紹介されていたギルティクラウンは「いちばん見てもらいたいのは16~17歳ぐらいの人」だそうな…本来のノイタミナが想定する視聴者層とは違うはずだが、逆にそこまでターゲットを広げる余裕ができたということか?

ラストエグザイル‐銀翼のファム‐は、掲載されていた絵を見たかぎり、あまり村田蓮爾テイストが残っていないような…ただでさえ前作の不評ぶり(←じつは最終回まだ見てないので、又聞きでしかないのだが)というペナルティを背負ってのスタートなのに、さらにキャラデザでも釣れないとなると、早くも不安しか感じられないじゃないか(苦笑)。

ライターや専門家が自らの視点で特定の作品を語る、RECOMMENDATIONなる企画も新たにスタート。
経済の専門家が[C]について「登場する専門用語は意味を踏まえたものではなく、単に装飾として用いられているだけ」と、いうミもフタもない解説をしていた(笑)。ただし“未来を担保にしてカネを借りる”という金融の本質的な部分については、きちんと押さえているからOKじゃないか…とも。

今月も懲りずにイナズマイレブンGOが扱われていた(←そういうえば世界一初恋も載っていたけど、これは角川補正なのか判断が難しい)のは、アニメージュ先月号での大躍進ぶりに驚いたからだろうか? 
でもキャラ人気投票を見るかぎり、そういう層がニュータイプに反応している様子は無さそうなんだが…男性部門の1位が青エクの主人公だったり、TIGER&BUNNYの虎徹もランク入りしていたものの、これらは腐女子票なのか男性票なのか判別し難い…とくにタイバニは、男女問わず人気を博しているみたいだからなぁ。青エクはティーンズ層、タイバニは30代から主に支持されている…というのは見当がつくけど。
ともあれ春クール作品のキャラが、ランキングに顔を覗かせるようになり、面白くなってきたのは間違いない…その反面、冬クール作品の連中は(さながら3月の雪のごとく)早くも消え去る気配だし、けいおんマクロスFといった古豪は、相変わらずの粘りを見せているが。
女性部門のトップがアスカというのは、先月号の特集を反映した結果で、分かりやすい。日常からはかせ阪本さん(!)がランク入りしているが、これまた角川補正なのか否か見極めにくい…作品自体の評価はともかく、キャラクターは受けが良さそうだし。
逆にめんまは、作品の人気と比べてイマイチ順位が低いんじゃないか?というケースだな。

別冊付録でまどか☆マギカが特集されていたものの、さすがにもう語り尽くされた感がある…むしろ非アニメ系の領域まで人気が拡張する様相を見せており、そういった一般の雑誌媒体などで、どのように語られるかの方が興味深い。
そんなわけで、目新しい情報は少なめ。虚淵が叩き台のつもりで書いた第1稿を、ほぼそのまま使われることになり(←さすがに“アルテマシュート”は修正されたけど)、書いた本人が驚いた…という話ぐらいか。

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