金曜日, 12月 28

機動戦士ガンダムさん ここのつめの巻

アワーズ立ち読みの代償として、V書店にて購入。できれば先にトラウマ量子結晶第5巻を先に読みたかったところだが、どうやら売り切れたらしい。先日、アフタヌーンを立ち読みしようとして訪れた際には、何冊か入荷していたのを確認していたのだが…けっこう人気あるのかね?

予想通り、この巻でガンダム創世は完結。しかしニュータイプエースに掲載されたトミノ伝(←海のトリトンの話)は収録されていなかった事から、「新たなシリーズが始まって、それと一緒に次の巻で収録される」という一縷の望みが無いわけでも無い…と信じたい(苦笑)。
いや、今はガンダムエース本誌を立ち読みしていない(できない)から、状況も分からずに適当なこと言ってるだけだが、もしガンダム創世系の話が無いのであれば、これ以降の購入は打ち止めという事になるな。

アワーズ2013年02月号

今日は夜勤明け。雨がち&寒かったし、すでに年賀状も──今年もウェブポで──作り終えて、今年中にやらなきゃならない事は全て片付いている(大掃除? もうちょっと晴れて暖かい日にやるわ…苦笑)ため、夕方まで仮眠を挟みつつ、ネットとメールの確認を(←改めて、デスクトップPCを立ち上げずにiPadWi-Fiだけで済ませられる無線LANルータは偉大なり…相変わらずブチブチと途切れがちだけど)したり、ダラバーSPやら初音ミクLSPやらを漫然とプレイしたりして過ごす。
ダラバーSPは、レジェンドゼロの捕鯨で初めて2億を超えたりと、かなり好調。しかし初音ミクLSPの方は、レベル15になって、フロア拡張という目標を達成した時が絶好のタイミングだったのに、結局やめる時機を逸して、そのままダラダラとプレイ継続中だったりする(苦笑)。
日が暮れて、室内灯なしでは身動きが取れなくなった頃を見計らって家を出ると、通勤電車に乗ってV書店へ。アフタヌーンの発売日に訪れた際には、付録の四季賞ポータブルのせいでシュリンクされ、2ヶ月連続で立ち読みできないという苦渋を飲まされたワケだが、幸いアワーズ(と、メガミマガジンおよび娘TYPE)は立ち読み可能だったので、胸を撫で下ろす。
とりあえずアワーズを最優先で片付けることにしたけど、メガミマガジンも見本誌形式なので油断がならず、なるべく早いうちに読んでしまう必要があるな…いや、その前に(今日は雨なので行けなかった)O書店の状況を確認するのが先か。

ドリフターズ
表紙&巻頭カラー。といっても本編は、相変わらず巻末の定位置──「定位置は休載で、掲載されているのは例外だろ」なんてイヤミは言わないでおこう(笑)──に掲載されている。ならば巻頭には何が載っているのかと言うと、じつはHELLSINGのOVA第10巻に映像特典として収録された、ドリフターズの短編アニメについての特集でした。
なるほど、今の連載のペースでは、とても普通にアニメ化するのは無理である──とりあえず1クールで序盤の話だけ作って「俺たちの戦いはこれからだ」ENDにするぐらいしか思いつかない──以上、こういったショートアニメを作って、期待感を煽りながら時間を稼ぐ手法も、あながち間違いでは無いかもね。

トランスノイド(テルミン)
新連載。先月から始まった↓も同様だが、どうにも昭和のOVAみたいなSF系の作品が連発しているという印象…メインの読者層が、そういうのを望んでいるんだろうか? まぁ、なにしろ超人ロックが連載されている雑誌だし(笑)。
目次コメントによれば「宇宙やじきた道中」らしいけど、それを聞いても全然おもしろくなる気配が感じられなくて困る。

起動帝国オービタリア
前回はダメ人間と馬鹿にされていたのが、今回はロボットの開発に成功したことで、級友や学校にも才能を認められるというスピーディな展開…いや、確かに展開そのものは早いけど、とくに話が面白くなったわけでも無いから、あまり意味が無いな(苦笑)。
まぁROBOTICS;NOTESなんて折り返し点を過ぎて、ようやく少しは盛り上がってきたところだし、もう少し長い目で見守るべきなのは分かっちゃいるんだが、自宅でゆったりしながら好きな時に見られるTVアニメと違って、雑誌連載のマンガは立ち読みという一期一会の機会で評価されなければならない分、厳しいものがあるのは間違いない。いや「雑誌を買えば、いつでも読めるだろ!」と言われそうだが、それにはまずカネを払わなければならないワケで、本末転倒だし。

スピリットサークル
単行本第1巻には、先月号までのエピソードが収録されているのか…こりゃ購入も検討しなきゃならんかな?
さて今月は、現実世界(現在)に戻って状況を再確認する話。旧友たちや先生までが前世からの因縁だったのは、ちょっとビックリ。しかし(今さらだが)“前世”じゃなく“過去生”というワードには「アクエリオンかよ!?」とツッコミを入れたくなった…でも、こうして普通にiPadの辞書で変換できたし、検索しても普通にヒットするなど、どうやら一般的な単語らしい。俺が知らなかっただけか。
中世(つーか、どちらかと言うと古代か)の野蛮で蒙昧にしか見えない因習にも、それなりの理由があって、一概に否定して捨てることは出来ない…というのは、猫の地球儀を思わせるものがあったけど、こっちはHAPPY ENDで願いたいところだな。

天にひびき
昔は凄腕だったけど今は落ちぶれた老人を、なんとかして立ち直らせる…というエピソード。よくあるパターンだし、内容面でも手堅くセオリーに徹していたんだけど、近ごろのオレ自身が実際に、こういった心身の衰えと、それに並行して嗜好・行動の保守化を自覚させられているせいで、思ったよりもグサグサと心に突き刺さってくるものがあった(苦笑)。
コラムは、チェロに関する豆知識。エンドピンは楽器を固定するためだけでなく、振動を床面に共鳴させる効果もあるとか、音域がほぼ男声と一致することや脚で挟んで弾く姿が「(女性にとっては)はしたない」と思われたせいで“男性向けの楽器”というイメージが根強かったとか、なかなか興味深く読ませてもらった。

ソレミテ
なんかさぁ…逆に“霊なんて実在しないことを証明しようとする企画”になってないか?(笑)

裸者と裸者
こんなマイナー作品にまでサムゲタンのステマが!(笑)

ナポレオン~覇道進撃~
先月の皇帝即位に続いて、今月は元帥叙任の話。これまで未登場だった元帥たち(名誉元帥を含む)も描かれたワケだが、そのキャラデザに時間を食われたのか、いつもより作画が荒れ気味だったような…こんな事なら、いっそ車田正美作品のように、まだ本編での出番が無い連中についてはシルエットで済ませても良かったのでは?(笑)
この時点では、元帥杖を逃したことについて慰め合っていたジュノーとマルモンだけど、お互いの末路を知った後では、相手に対してどのような印象を抱くだろう…その辺りは描写されるだろうか?
ルフェーヴルの件については、ナポレオンの元帥たち-栄光を追い求めた二十六人で読んだから史実と知っているものの、それでも“いかにもこの作品らしい”イカれたエピソードだと思ってしまう(笑)。
あと、初めてスルトを見たとき、亡きドゼーの姿が重なって見えた…というナポの述懐は、史実に基づくものなんだろうか? (おもに性格の面で)両者の共通点と言われても、あまり思い浮かばないような気がするけど。

日曜日, 12月 23

ホビット ~思いがけない冒険~ 鑑賞

今日は休日。晩からは友人たちと忘年会の予定だったが、「それならば、ついでに」という事で、昼間のうちに希望者が集まり、近場のシネコンでホビットを鑑賞することになった。見に行くこと自体は以前から決まっていたんだけど、参加者のうち1人はカレンダーの通りにしか休めないため、ちょうど日曜日である今日ならば、忘年会と一緒に済ませられるから一石二鳥というワケだ。

そうしてスケジュールが固まった直後、ガンスリ第15巻の特装版を探してA書店まで遠征した際、ついでに立ち寄った金券ショップにおいて前売り券を簡単に入手。安く買うことができて、先月のヱヴァQを当日券で見てしまった仇が討てた(笑)と喜んだ半面、前売り券がダブついているらしい様子に、一抹の不安もよぎる。
実際に入館して周りを見回してみても、客の入りは思ったほどでは無く(←すでに冬休みに突入した後の、連休2日目の午後という好条件。しかも先週より上映回数を絞られたにも拘わらずである)、原作ファンとしては少し寂しいところ…まぁ、大半が3D版や字幕版に流れた可能性もあるが、そこまでは分からないので何とも言えない。
やはり日本では、欧米に比べて作品の知名度が劣るのは致し方ないのかね…。かく言う俺自身も、やはり“あの指輪物語が映像化された”というだけで満足し、多少の減点ポイントには目をつぶって絶賛したという面は否定できないわけで(←もちろん、非常に良くできていたのは間違いないけど)。
それが二回目となると、どうしても慣れてしまって初回のインパクトには及ばないし、おまけに原作のポテンシャルとしても──どれだけ追補編などからエピソードを持ってきて膨らませたところで──前作よりスケールが小さいという根本的なところは変えようが無い以上、なかなかロード・オブ・ザ・リングを超えるのは難しいだろうな。

とはいえ、前作を凌駕できる可能性があった唯一の切り札──言うまでもなくスマウグのことだが──をほとんど見せないまま次回に温存したのは「後になって振り返ってみると、手痛い読み違いだった」という事にならないか心配…。とくに欧米ほど原作の人気と知名度が浸透していない日本では、いかにロード・オブ・ザ・リングの実績があるにしても、本作だけ見て「前作より面白くないね」とか早合点されてしまっては、次が無いわけで。
前作における黒の乗手バルログのような、恐ろしげで魅力的な敵が登場せず、全般的に緊迫感が不足していると思えるのもイマイチ…まぁ、これは原作の“児童文学らしさ”を再現することを優先したとも解釈できるか…ゴブリンの王なんて完全にコメディ系で、怖がらせるよりも笑わせに来てるし(笑)。メリーピピンがいた前作と違って、今回はホビットがコメディを担当するわけには行かなかった…という理由もあるかね。
児童向けのように、コミカルな要素を前面に出した…というと、スターウォーズのエピソード1を思い出すな。どちらも“3部作×2のシリーズ構成で、第2シリーズの1本目”という共通点もあるし…って、そんな駄作フラグは勘弁(苦笑)。まぁ、あっちはファン層の若返りが主な目的だったらしいから、事情は異なるけど。

あと、前作では無理やりアルウェンの出番を増やしたことについて否定的だったが、今になってみれば仕方なかったと思えるな…今回なんて、前回よりもさらにヒドくて、ほんとに登場人物はオッサンとジジイばっかりだし(笑)。原作に無かったガラドリエルの出番を設けたのも、むしろ当然の処置とさえ思ってしまったり。
それにしても、主要キャラの個性が立っていない──そのくせ、数だけは前作よりも多い!(苦笑)──のは困りもの。前作のように種族のバリエーションが豊富じゃなく小人系ばっかりなので、まず見た目(身長差)で差別化を図ることもできないし。ただ1人、例外的に長身のガンダルフは、それ以前にキャラが立ち過ぎているうえに単独行動を頻繁に取るから、あまり意味が無いという…。
まぁ、これも原作準拠だから仕方ないし、やたら数の多いドワーフたちも、できるだけ体格や装備を多様化しようと努力はしているんだろうけど、一方で主人公格であるトーリンを目立たせる必要もあって、悩ましい問題だわな。

…と、自分の中で事前にハードルを上げてしまったせいで、辛口の意見になってしまったけれど、同伴した友人2人には概ね好評だったようだし、俺も次回には期待しているわけで、是非とも信頼に応えて欲しいところ。

火曜日, 12月 18

初音ミクLSP

ヒマつぶしのつもりで始めたのに、気がついてみれば誰よりも早く(←少なくとも、状況を把握できるフレンド30人の中では最速で)レベル11まで成長させてしまっていたという…(苦笑)。いや、でも課金はしてないから!(←制作スタッフとしては、迷惑きわまりない話だろうな。こんな事していると、ますます課金プレイヤーが優遇されるようなゲームバランスに偏ってしまうかも…)
まぁ、さすがに申し訳ないから、デフォルトの2曲でパーフェクトが取れたら、次の曲(有料)を買ってチャレンジしてみるかね。これがダラバーSPだったら、クロニクルモードの全星系で合計10万円ぐらい払っても惜しくないんだが(←実際、1ゲーム=100円として、それぐらいプレイしまくってるし…)、アップデートまだぁ?

ミクLSPに話を戻すと、べつにミク厨でもない俺がハマってしまったのは、“アクションゲームとしての”スペシャルライブの面白さに尽きる…鉄球を避けながら、ひたすらハートをキャッチするだけというシンプルな内容なんだけど、ティンクルスタースプライツの連爆のような、本能に訴える爽快感があるんだよね。見た目に反して、けっこう難易度は高いし(←今だにパーフェクトは1回しか取れていない)。

巡業ライブで見て回ると、非常にこだわりを持ってインテリアの配置されたライブハウスもあって、どうやら“楽しむ”ことを目的としているプレイヤーも多い様子。俺のように、“攻略”するという姿勢でこのゲームに臨んでいるのは少数派なんだろうか? まぁ、このゲームの場合は「レベルを上げたから偉い」というワケでも無いしな。
レベルを上げるには、スペシャルライブを開くかトレーニングするか。後者にはカネが必要で、そのカネを稼ぐためには、やはりライブを開いて客からチップを得るしかない…というわけで結局、“より多くライブを開いた者の勝ち=ゲームをプレイできる、ヒマな時間の多いプレイヤーが有利”という結論に行き着くんだよね(苦笑)。まぁ“課金最強”よりはマシなんだろうけど。

しかし、細かい方法については工夫の余地があり、そこが吝嗇家たる俺の本領を発揮できる部分でもある(笑)。基本的な攻略法については、ゲーム内のヘルプや他所のサイトを参照するとして、そういう定石から外れた“下品な”テクニックについて、幾つか書き連ねてみよう。

●得られるチップの額を、なるべく多くする。
・客1人あたりのチップの相場は“ごうかさ”によって決定されるので、できるだけ“ごうかさ”が上昇するようなインテリアを配置するのが基本だけど、あまり多く配置すると今度は、収容できる客のキャパシティが減ってしまうのでバランスを心がける。
・“ごうかさ”の上昇度はインテリアのカテゴリーによって決まっており、カテゴリーが同じならば、高級品でも安物でも上昇度は変わらない模様。だから、見映えなんて気にしないで(笑)なるべく安い品を数多く配置したほうが有利。
・フレンド登録したプレイヤーが巡業ライブに来てくれたり、こちらから出かけるとスクラッチカードをゲットできるが、その景品のうち、“ごうかさ”を大きく上昇させる物は配置し、それ以外は売却して資金を稼ぐ。上昇度が同じであれば、なるべく高値で売れる物から優先して処分するように。
スタッフは直ちに解雇する。ドリンクの配布しか能がない(←これって、客のボルテージを上げるだけなのかね? それなら別に、スペシャルライブを開けば普通に上げられるし)うえに、客1人分のスペースを無駄に食ってしまうので、むしろ邪魔。

●スペシャルライブで、ハートをキャッチしやすくする方法
・非常に重要なのは、曲の選択…正確に言うなら、背景に流れるミクのダンス映像の選択である。きめ細かくカットが切り替わったり、スポットライトの光が映り込んで眩しかったり、カメラの視点が激しく動き回ったり、あるいはミク自身が激しく動き回ったり、肌の露出している部分(←顔など)をアップで映し出すような映像が多く流れる曲は、なるべく避けるように。
これは、そういった映像が背景に流れていると、ハートが見えにくくなって、取りこぼす確率が上がってしまう為である。デフォルトの2曲で比較するなら、マージナルよりも荒野と森と魔法の歌のほうが、難易度が低い…でもダンス映像だけ見ると、個人的にはマージナルのほうが好きなので困ったものだ(笑)。やっぱりカットがビシバシ切り替わったり、カメラアングルもグリグリ回ったほうが、見ていて楽しいし。ダンスについても同じく、バリエーションが豊富でアクティブに動き回るほうが、そりゃ見ている分には楽しいに決まってるわな。
・同じ理由で、ミクのモジュール(衣装)についても、できるだけハートが埋没しないような物をチョイスする。まず肌の露出度に関しては、どの衣装も大差なさそうなので、決め手は布地のカラーリングということになるか…白や明るい色が多く使われている物は、着せないのが無難。そんなわけで俺は、“オリジナル”をそのまま使っている…べ、べつに衣装代をケチっているわけじゃないぞ!

日曜日, 12月 16

GUNSLINGER GIRL 第15巻 with Libretto!II (特装版)

ニュータイプ立ち読みの代償として、A書店にて購入。

そもそも最初に電撃大王を読み始めたキッカケは、よく覚えていない。現光景として思い浮かぶのは、当時(='98年秋クール~'99年冬クール)WOWOWで放送されていた鉄コミュニケイションのアニメ版に関する巻頭特集で、それからしばらくは、漫然と鉄コミを読んでいたはずだけれど、それが目当てというほど入れ込んでいたワケでもなかった(←当時としても、微妙な評価の作品だったし)。
一方、同じ頃に創刊された電撃ホビーマガジンも読んでいたが、ある時そこに──自社作品の宣伝企画として──掲載されていた榊さんのフィギュアと、本編4コマを何本か選りすぐった宣伝ページに興味を惹かれる形で、あずまんが大王を読み始めることになり、そのままズブズブと深みにハマっていった感じだな。
思えば、当時“電撃系のアニメはハズレばかり”というジンクス(←鉄コミ銀河戦国群雄伝ライなんてどーでも良かったけど、ブギーポップをあんな駄作にしたことだけは許せん…まぁ当時は、まだラノベをアニメ化するノウハウが手探り状態だったから、致し方ない面があったのは承知しているが)を最初に打ち破ってヒットを飛ばしたのが、あずまんが大王だったっけ。
それはさておき、あずまんが大王の連載終了とガンスリの連載開始が同時期であることから考えても、あずまんが亡き後の電撃大王を読み続けるうえで、最大の牽引力として存在したことは間違いないだろう。そして、電撃大王本誌を読まなくなった後も読み続け、この作品の終了とともに、俺の電撃大王との関わりも完全に終わったというわけだ。