木曜日, 6月 20

アニメージュ 2013年 07月号

今日は台風が接近して全国的に荒れ模様の天気だし、毎週恒例のメンテで初音ミクLSPもプレイできないし(笑)で、ちょうどいいからアニメージュを読んでしまおうと、仕事を終えてから直で図書館へ。
読み終わるまでに3時間ほど要したが、それなりに疲労していた夜勤明けで、何度も仮眠を挟みながら少しずつ読み進めたことを考えれば、それほど違和感は無い…と言いたいところだが、今期が不作で、現行放送作品に関するページの大半を読み飛ばした(←例外は働く魔王ぐらいだが、アレも最近はイマイチだしなぁ…)ことを勘案すると、思ったより遅いペースだったかも。

表紙&巻頭特集は、劇場版 銀魂。劇場版つながりでヤマトネタ(←枕元に西崎プロデューサーが立って「タイトルに“完結編”とか“永遠に”をつけろ」と言った)とかけいおんネタを連発したり(←「ロケハンでロンドンに行きたい」だの「これで卒業。次は大学編」だの)と、例によって監督インタビューが言いたい放題で面白かった。
それにしても、沖田のカッコはるろ剣のパロディだったのか…髪型が違った(←剣心ってポニテだったっけ?)から分からんかった。一方でヅラは高杉のコスプレをしていたワケだが、監督が言ってたように、ほんとに声も子安だったら笑えるな。

劇場版 銀魂はピンナップも付属していたが、その裏面にはガルパンのアンチョビが、なんと単独で描かれていた…いくら何でも優遇され過ぎだろ(苦笑)。まぁ先月号の特集に較べると、このピンナップ1枚だけという今月号の扱いは、いささか寂しいものがあるけど、とくに公式から新たな情報も出なかったようだし、仕方あるまい。
それに、読者投稿ページに掲載されていた、あの世界の成り立ちに関する考察(妄想?)が、なかなか興味深かったし。いわく、地球上が日本以外全部沈没みたいな状況になり、生き残った人類は学園艦を建造して逃れる→それぞれの地域(学園艦)ごとに、多数派を占めた国民・民族の文化が反映されていった結果、あのような世界観に…みたいな感じで、けっこう説得力あるような気がするぞ。

劇場版『イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機Wは、双方の作品では頭身に差があるのでキャラデザを摺り合わせるのに苦労したとか、LBXが小さいことを強調するため画面内に比較対象物を描くよう心がけたとか、フランの必殺技であるカオスメテオは作画枚数が1200枚を超えた(=電話帳3冊分)とか、作画についての話題が印象に残った。

この人に話を聞きたいは、ベテランアニメーターの恩田尚之…って、相変わらず掲載誌の主要読者層を意識していない人選だなぁと思いきや、じつは著名なBL作品である──いや、ぜんぜん知らないんだけどさ(苦笑)──らしい間の楔のアニメ版を手がけていたそうで、なるほど貴腐人がターゲットというわけか(?)
まぁ、それ以外にも多くの作品で濡れ場を担当してきたものの、当人は──そろそろいい歳ということもあって──昔のようには描けなくなってきたとの事。また最近の作品に関しては、要求される作画クオリティが上がり過ぎで、これではコストをペイするのが難しいのではないかと危惧していた…でも昨今は、むしろ作画さえ良ければ(他の要素が明らかに見劣りしても)売れてしまうような風潮が強くて、「紙芝居に音を付けた」レベルで満足させるのは不可能に近いように思えるんだよね、残念ながら。
あとは、劇場版 新訳Zガンダムについても少し触れられていたが、やはり際どい話題らしく、結局お互いに深入りしないで済ませたような雰囲気だった。

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