【FLOOR.18】 | |
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トラップ | ①ホブゴブリンの部屋(入ると、袋叩きにされ死亡) ②奥の部屋(入ると殴られて昏倒。金貨をすべて奪われる) ③個室(眠ると、武器と盾を盗まれる) |
宝物 | ①シミター(武器ポイント:5) ②真鍮のダイス(ドルアーガの魅了の術にかかった者を、正気に戻す) ③ホワイトポーション(体力ポイントを6ポイント回復) ④毒消し(毒によって低下した原体力ポイントを、元に戻せる) ⑤オニキスの指輪(43階のウィル・オー・ウィスプから、ダメージを受けずに済む) ⑥金貨10枚 ⑦青いサンゴのブレスレット(ドルアーガの魅了の術を弱める) |
出現方法 | ①②③相部屋で眠り、ノールのあとを追って捕まえる ②③④⑤相部屋で起きたまま過ごして、ノールから購入(いずれも金貨5枚) ②⑥個室に泊まって徹夜し、ノールを撃退する ⑦個室に泊まって眠る |
18階は宿屋。14階の食堂や16階のコロシアムと並んで、ゲームブック版ドルアーガの世界観を独特なものにする一因となっているわけだが、いま思えば、当時は原作版ドルアーガぐらいしか知らなかったからこそ衝撃を受けたのであって、ほかのゲームブックやRPGに関する知識を有していれば、むしろ「こういう風になって当然」と思ったことだろう。
この階では幾つかの宝物を手に入れることができるが、まず毒消しについては、毒に当たっていなければ必要ないし、オニキスの指輪も、むしろ第3巻で経験値を稼ぐ邪魔になるので、購入しなくてもよい。もちろん、これは旧版の話であって、リメイク版については断言できない…まぁ、第3巻でどんな修正が入るか分からない以上、すべてが曖昧にしか語れないワケだが、それじゃ話が進まないだろ(苦笑)。
残る3つの宝物については「相部屋に泊まる」→「ベッドに入って休息」を選択し、ノールのあとを追って捕まえれば、まとめてゲットできる。
ノールが起き出したことに気づくためには、サイコロを振って3以下を出す必要があるため、確率は2分の1の運任せ。しかし17階での行動を間違っていなければ金貨48枚が手に入っているはずであり、相部屋での宿泊料は金貨10枚だから、チャンスは4回ある。2分の1の4乗(すなわち16分の1)という不運に見舞われない限り、まず間違いなく大丈夫だろう。
ここで所持金を使い果たしてしまっても、何ら問題は無い…というか逆に、使い果たす必要があるので、もし金貨が残っているうちに宝物3点が手に入ってしまったとしても、所持金が尽きる──厳密には“金貨を10枚未満まで減らして、相部屋にも泊まれない状態になる”だが──まで、ひたすら宿に泊まり続ける必要がある。
まぁ、リメイク版なら16階の3連戦で傷だらけになっている可能性が高いだろうし、ここで休みまくって体力を回復できる(←よほど運が悪くなければ、完全回復するはず)というのも、悪い話ではあるまい。
そこまでして所持金を減らす理由は、じつは“より多くの所持金を得るため”だったりする。具体的には、不必要な所持品を宿の主人に売却することで金貨を稼ぐのだが、あいにく
>金貨がたりなければ、品物を売るしかない
という記述を文字どおりに解釈するなら、宿泊料を払えるうちは売却させてもらえないと考えるべきであり、だからこそ上述したように、カネが尽きるまで泊まり続けるしかないというワケだ。
では、ここで売却すべき品物と得られる金額について、順番に見ていこう。まず武器については、21階でも同額(もしくは、それ以上の金額)で売れるため、ここで手放す必要は全くない。
次に防具だが、すぐ後の19階で新たな盾を入手できるので、いま持っている盾を売り払い、金貨30枚をゲットできる。なお、その新しい盾を手に入れるためには、途中で待ち構えているホワイトナイトを倒さなければならないのだが、その際には両手用の武器を使ったほうが有利に戦えるので、やはり盾は不要なんだよね。
買い取り価格が最も高いのはウイングブーツの金貨40枚だけど、改めて21階で買おうとすると金貨50枚かかるので、売るのは損。金貨10枚でしか売れないポーションについても同様。
魔術書(1冊につき金貨5枚)については、呪文さえ覚えてしまえば必要ないはずなので、売り払ってしまって問題ない。ただし、リメイク版では金の魔術書の扱いが変更されており、どうやらドルアーガを倒す呪文を究明する手がかりとして必要らしい(←恐らく記憶を取り戻したメスロンと49階で再会した際に、解明した呪文を教えてもらえるのではないかと予測)ので、これは手元に残して、汚れた魔術書だけを売却するように。
またグリーンアミュレット(金貨5枚)も、じつは必要ない──それどころか、うかつに使うと却って攻略上のデメリットが生じる場合すらある──ため、ここで処分してしまうのが最善。
そして真珠貝のかけらも、上位互換のアイテムである真鍮のダイスさえ手に入ってしまえば、もう用済みなので換金してしまえばよい。14階のレストランでも、テローダスのムニエルの代金(金貨5枚相当)として渡すことができるけど、宿の主人は金貨10枚で引き取ってくれるので、こちらの方が得。
これで合計、金貨50枚(旧版なら55枚)となる。しかし忘れてはいけないのが、これは本来、宿の宿泊料を捻出するために行なわれた行為であるという点…それゆえ、手に入れたカネの一部は宿泊のために用いなければならず、それによって金貨10枚(←相部屋の料金)がマイナスされることになる。
それでも手元には40〜45枚の金貨が残るはずであり、最初から持っていた8枚(←17階で手に入れた48枚から、相部屋の料金4回分である40枚を引いた額ね)と合わせれば48〜53枚と、もともとの枚数と同じか、それよりも多い金貨を持って先に進むことができるわけだ。
加えて、もしも9階でスケルトン軍団を倒して青いサンゴのブレスレットを入手していたなら、これも売り払って、さらに20枚がプラスされることになる。
これだけあれば、リメイク版の第2巻でアルカニウム鉱を購入するのも、多少は楽だろう。
…と、昨日から実質3連休なのを利用して一気に書き上げたけど、先ほど図書館から、遅れていた先月分のSFマガジンがようやく用意できたとの案内メールが届いたので、当面はそちらを優先して読まなければならず、次の更新はしばらく後になる予定。
このペースだと、魔界の滅亡リメイク版の発売よりも早く、40階まで書き終えるのは難しいだろうか?
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