まぁ幸い、店員による陳列作業は行われていなかった(←週末で混雑が予想されたため、早めに済ませた?)ものの、肝心のアワーズは1冊しか見当たらず、しかも他の立ち読ミストの手中にあった事から、あきらめて先に娘TYPEを読んでしまおうと方針転換。
ところが、娘TYPEを読み終えた時点で様子を伺ったところ、アワーズが本棚に戻っているのを確認したため、ふたたび方針を変えてアワーズの読破を優先する。
しかし娘TYPEを読むのに時間を費やしたこともあって、出勤時間までにアワーズを読み終えることができるのか?という不安感が焦りを生み、かなり忙しない読み方になってしまった結果、なかなか内容が頭に入らなくて困った(苦笑)。
やっぱり、適度に余裕がある状態で読まなきゃダメだね…とは言え、今回のように残り1冊しかないような状況だと、もし今日のうちに読んでしまわなければ、明日(←早出勤務なので、読めるのは夕方になってから)には売り切れてしまっている可能性も高そうだったし、仕方あるまい。
それでも町は廻っている
じつはバァちゃんの勘違いで、母子でも何でもない赤の他人同士でした!というオチかと思ったのに、予想が外れた(泣)。
ソレミテ
前回のキーアイテム(笑)となったドクロの杖だが、封印なんてしようものなら、却って“いわく付きの”物品と勘違いされて、百年後ぐらいに子孫たちが大騒ぎしたりして…と思ったら、読者プレゼントにされちゃったか。
それにしても、関係者たちが次々と不幸に見舞われているのは、じつは霊障である可能性も…いや、やっぱり無いな(笑)。
スピリットサークル
前世と同じように、また酒を酌み交わすことができたシーンは、胸を打たれるものがあった…。やはり、悲惨な運命をもたらす元凶なるものが存在し、それを打破するという展開になりそうだけど、果たしてその元凶とは、悪意ある人格や具体的な姿を伴っているのだろうか? まぁ、抽象的な存在(文字通りの意味での“運命”とか)だと、具体的にどう対処するのかイメージしにくいだろうし、盛り上がりにも欠けるだろうから、やっぱり悪の権化みたいなヤツが登場するんだろうな。
クーパー伊東さん(鈴木小波)
特別読切。巨大化に小人と、どちらも大して目新しくもないネタではあるが、両方いっぺんに扱った話というのは少ないか…? とはいえ、ただでさえページ数が少ないところに、両方のネタを一気にまとめて詰め込んだせいで、ひどく駆け足の展開になってしまったのはどうかと…まぁ読み切り作品は基本的に、ワン・アイデアでの勝負という要素が大きいから、こうやって短期決戦に賭けるというのもアリかもね。しかし、読者が我に帰ってツッコミを入れるヒマを与えないように猛ダッシュした結果、キャラに感情移入するどころか状況を把握するだけで手いっぱいとなってしまったのでは、本末転倒という気もするぞ。
せめて絵柄が萌え系ならば武器になっただろうけど、なにしろアワーズに掲載されるような作品だからして、それも無理だし。
ナポレオン~覇道進撃~
珍しく強気&悪人顏のベルティエが怖い…弱い相手に対しては、強気になれるんだな(笑)。ビクトルの正体もアッサリと割れたし、これで第1巻(アウステルリッツ編)につながる流れは整ったか? その前にトラファルガーをやるのかも知れないが、この状況だと、(さんざん予想されたような)ビクトルがネルソンを撃つという展開にはならないよな…。
サンソン親方に借りていた金を返すとは、意外とビクトルも義理堅いのね…と思ったのに、親方の手紙とエロ絵を一緒にしまっていたせいで、感動が台無しだ(笑)…いや、どっちも本人にとっては(方向性は違えど)大切なモノという点では同じなんだろうけどさ。
後半の、ランヌとミュラによるハッタリ渡河作戦は、とても史実とは思えん…もう完全にマンガの世界だよ、これは(笑)。まぁ、こういうのが許されたギリギリの時代だったというのもあるだろうし、前半のベルティエによる情報工作のおかげで、リアリティが増したという側面もあるか。
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