ちなみにメガミマガジンも残り1冊が棚差し状態で、娘TYPEはシュリンクされて立ち読み不可。また、立ち読みの代償候補であるリマスターズも1冊だけ確認できた(←ひょっとして、元から1冊しか入荷しておらず、それが売れないまま?)が、あいにく図書券の補充を怠っていたことから、ひとまず今日は保留に…他店で娘TYPEを読めないか調べる必要もあるし、場合によっては、そちらを優先してリマスターズを買うという選択肢も残しておきたい。
裸者と裸者
せっかく単行本発売告知で巻頭カラーを割り当てられたのに…サービスが足りん!サービスが!!(笑) まぁ、同じく単行本発売を宣伝するための巻末インタビューでも、作者は「カワイイが分からない」とか言っていたし、仕方ないか。
それでも町は廻っている
降雪を利用したトリックというのも陳腐だなぁ…推理モノには疎い俺でさえ思ったんだから、さぞかし百戦錬磨の連中には物足りなかったのではないかと。まぁトリック自体よりも、見せ方の面白さで勝負している作品ではあるけど、それにしてもイマイチのような気が。
ソレミテ
心霊スポットの有名どころである巣鴨プリズン跡でさえ何事も起こらないとか、そりゃゲスト同行者の宮尾岳も呆れるわ(苦笑)。心霊写真かと思われたモノの正体も、召霊アイテムとして持ち込んだドクロの仕込み杖が写っていただけというオチだったし、こりゃ“なぜか勝手に再生モードになっていたレコーダー”も、たまたま知らないうちにスイッチに触れてしまったというのが真相だろうな。
DICTATOR-ディクテイター(宇田整司)
読み切り。なんでアワーズの読み切りって、こういうの(←リアル系のキャラデザ、やたら緻密な描き込み、容赦ないグロ描写など)ばっかりなんだろ…まぁ連載陣にも似たような傾向の作品が散見されるし、これはもう雑誌全体のスタイルなのかもね。
もちろん習作と考えれば、とりあえず作画クオリティを確保しつつ、スタンダードな話を大過なく消化できればOKという事なんだろうけどさ。しかし評論家でも何でもなく、ただ単に「面白いマンガを読みたい」というシンプルな欲求を持つだけの一介の読者としては、そんな当たり障りのない作品ではなく、未熟でもいいから何かプラスアルファの垣間見えるモノが読みたいんだよね…これって贅沢なんだろうか。
ナポレオン~覇道進撃~
子供の頃に読んだナポレオンの伝記では、どちらかというとプロシアがヤラれ役だったという記憶があるけど、本作ではオーストリアがその役回りらしい(合掌)。
元帥の叙任エピソードがあったおかげで、フランス軍の全容を把握しやすくなったのは助かるな。それにしても、家の建築から畑の開墾──余った野菜を売って回ったとか(笑)──までこなすとは、兵士たちの労働力が高すぎ…ローマ人の物語でも、ローマ兵たちの労働力の高さが繰り返し語られていたけど、それを受け継いでいるのか、あるいは(国や時代を問わず)兵士というのは須らく、そういうものなんだろうか?
ところで、全般的にキャラの顔が縦長になっているような気が…これでアゴが尖っていたら、典型的な腐女子向け作品の絵柄になってしまいそうだぞ(笑)。
大陸軍戦報に記された、「アレキサンダーのようにエジプトに遠征し、ハンニバルのようにアルプスを越えたのだから、カエサルのようにブリタニアへ攻め入ってもおかしくはない」という考え方が面白い…いや、イギリスにとっては笑い事じゃ無かったんだろうけど(笑)。いっそナポに対して「それ全部、他人のパクリじゃん!」とでも言ってやったら、他の方法を考えたんじゃね?(笑)
YOUNGKING OURS (ヤングキングアワーズ) 2013年 04月号 [雑誌] |
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